当時の私の生活は、自分の手に負えるものではありませんでした。 何の拠り所もなかった。私のまわりには、自分を守ってくれる人もいなくて、 両親も私を導いてはくれませんでした。 私は自分にまったく自信がなくて、とても傷つきやすかった。 15歳だった私は、自ら自分の道を選ぶことで強くなれたような気がしたんです。 それが危険な選択だとしても。 自分の人生をコントロールできるような幻想を抱いてしまったのだと思います。
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私も聖人じゃないし、人間は間違いを犯すもの。 人を許すことができれば、心から憎むことはできません。
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私は自分に誇りを持ちたかった。 18歳のとき、私は自分に誇りを持っているとはとても言えなかったんです。 いまは胸をはってそう言えます。
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父の家の裏庭は決して忘れることのできない場所です。 いまでも、刈りたての芝の匂いを思い出します。 とても美しい場所で、それと同時に不吉な場所でもあります。 本当にいろいろなことがありました。 心に残っているのは、洗濯物を干す母の姿や、庭で野菜を育てたこと。 そこには日常がありました。 その一方で、庭は死の象徴でもあります。 父はよく狩りをしていたので、鼻にツンとくる、死んだ動物の匂いを忘れられません。 毎年、リンゴの木に鹿が逆さに吊るされ、地面に血の海ができていました。 その様子が脳裏にこびりついて、血の海が「父の庭」の楽しい思い出にとって代わりました。 その血は、鹿の血だったはずなのに、 いつのまにか私の頭の中では私の血になっていたんです。
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(恋愛感情を理想的にコントロールできるものなのでしょうか?) 練習次第! 人の気持ちはとても複雑で、だからこそ、 自分自身を100%信用することができないんだと思う。 それどころか、私たちは自分がそうありたい状況を空想してしまいがちで、 自分の気持ちを曇らせてしまうもの。 私はブルックを愛していたし、お互いに必要としていた。 でも、結局、彼は私が求めている結婚相手ではなかったの。 それに気づくまでに何年もかかったけど、気づいてからすぐ、 シンプルで、率直で、純粋な愛を見つけたんです。
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いま、2冊目の本を書いています。今度はフィクションです。 また、映画をちょうど撮り終えたところで、次はTVドラマを創りたいと思っています。 また、ジェフと結婚3周年を迎えます。 今年の私の目標は目一杯働いて、できる限り遊ぶこと。 生活のバランスを保つことが私の永遠の課題ですね。
★アマゾン著者インタビュー/トレイシー・ローズ★
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