なんかさりげなく夏の花を思い浮かべてしまう。
なんで?いまオレ色 街のザワザワに同化して
飛んだ 少女は飛んだ。 俺は見たのだ。
それは真夏の背が高い草の上を飛ぶ花粉の様 真夜中が狂い出す 笑い出すとき
軽やかに飛んでるガール。あの娘は飛んだ
でも、俺 この喧騒に呑み込まれてしまう。 力強く・惑わされもなく ただ立っている
あの娘は笑っている。
でもゆらいで、傷ついて そして飛ぶ!!
少女は飛ぶ
背高草のざわざわっと。
それ以外聞こえない静かな夏の風景。
ビルってるこの街 したたかにたたずんでいる
俺 100%ふっきれ中 スキマから見えるきらきらの出所を探している
翔んでるガール ど真ん中 翔んでるガール
戦いは翔んでるガールの完全勝利
真夜中に狂い翔ぶあの娘の勝利
勝利!! オレはやはりその凛々に
オレはやはり負けるのか? 力強く・惑わされもなく ただ立っている
あの娘は笑っている。
でもゆらいで、傷ついて そして飛ぶ!!
少女は飛ぶ いまちょうど 零時半
★TRAMPOLINE GIRL/向井秀徳★
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