「あるんですか?霊体験」
全くないね。
「無いんですか?」
うん、全くないね。
「じゃあ、その霊の存在って言うのは全然信じてない?」
いや、半分信じてるね。
「あ、それはどうして?」
いや、いや今の話もあり得るし。
「ええ」
他も色々話聞いたら、俺あり得ると思う。ただお経がさ…。
「はい」
効くというのが分かんないんだよね。
「その海外の霊に対してって事ですか?」
うん、海外の霊に対しても。
「ええ、日本…」
お経、お経ってのはね、あのこういう本と同じなんですよ。
思想を書いてあるだけの事で。
「ええ」
それが霊に対して効くってのが不思議だよな。
「効きましたよ」
あーそう?
「効いたのか、あまりに…」
一番最後で?
「一番最後」
(般若心経を唱える)意味分かる?
意味あるんだよ、一応はあるんだよ。
「どういう意味ですか?」
『来たぞ来たぞ彼岸へ来たぞ。彼岸へ来る者に幸あれ』という意味なんだよ。
「そうなんですか?」
意味は、強引に訳せばそういう事らしいんだよ。
「へぇ〜」
でもほとんど呪文に近いんだよね。
「イマイチ意味が分かんないですもんね」
うん、今意味分かんない。
「へぇー、でも何か力持ってんねんな、そういう言葉って」
力持ってんだね。
「思いましたね」
憶えなくて良いんだ?最後の方だけで良いんだ?呪文だけで。
じゃあ今度は般若心経全文を解釈すると、なかなか面白い事書いてあるよ。
★笑っていいとも(8月2日)/タモリ×山本太郎★
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