フンデルトヴァッサーについて。
「たとえば床タイルの場合、1〜2坪ぐらい私とフンデルトヴァッサーが
『こんな感じ』っていうのを実際に貼って見せて、あとは職人のアドリブに任せます。
床だけでなく、柱もそうです。
柱は1本ごとに1人の職人に担当させ、自由に装飾してもらいました。
普段はありきたりのタイルしか貼ったことのない職人たちだから、
このようなクリエイティブな作業を任されることで、
彼らのモチベーションはとても高いものになりました」
「特に床をつくるときは目を光らせ、自分の雇った会社が、
きちんとイメージどおりの波をつくってくれるのかどうか監督していました。
たいていの会社は、どうしても平らな床にしたがりますから」
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