「人間の体には常に微弱な電気が流れていることはよく知られてるよね。
クーネン博士の研究によると、体のあらゆる器官は、その組成に応じて、様々な周波数の電子音を発生しているそうなんだ。
心臓なら心臓の電子音。喉なら喉の電子音をね。器官は英語で言うと“organ”、または“instrument”・・・」
そうか、人間はいわば楽器なんだ!
「だから風邪で弱ってる部分に応じた電子音を聴けば、治癒力が高まるわけ。
しかも諸症状にあわせて、レコードが違うのよ。咳、発熱、腹痛、間接の痛み、鼻水、くしゃみ、で6枚ね。
当時はレコードプレイヤーが2台と、音を混ぜるミキサーのセットが同時発売されて、
2枚がけにして聴くこと――つまり音を調合することで、さらに効き目を高めたんだ」
★幻の“病気に効くレコード”を求めて◇relax 65/水本アキラ★
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