ヨーコのアートなぞというけれど、それは嵐の中を歩いた足跡みたいなもので、
ふりかえってみる気はしない。
その時、そういう歩きかたをしなくてはならなかった、ということなのだろう。
私はただ私でありたい、と思って暮らしてきただけだ。
その私であることが、そんなに怒りをうけるのだったら、人間社会はこわい、と思う。
自分では、自分のいい子ぶりにウンザリしているくらいで、片親をなくしたショーンのために、と思って、
万事低姿勢で自重しているわけだが、本当は世界にむかって、バカヤローと叫びたいのが本音だ。
★ただの私/オノ・ヨーコ★
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