宿題
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2001年11月20日(火)
生死半半/淀川長治
器用な人なら家族と映画を両立させれられるのでしょうが、私は手先も生き方も不器用なので、
とても両立などできません。
それで、「女性と結婚するより、映画を一生の伴侶にしよう」と早いうちから決めてしまったわけです。
そして私は、まさに妻を相手にするように、映画と真正面から向き合い、映画と語り合い、
ときには映画と添い寝するようにして生きてきました。
ですから、少しも寂しくありません。
この世に映画さえあれば、私はひとりぼっちではないのです。
★生死半半/淀川長治★
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