窓を叩く空は 割れる様に笑うよ
汚れ眼鏡が青く染まれば 足を鳴らして俺も笑うよ
どうもこうも無い 只、それだけだ
一握の生命のカケラだ
行けば帰らざる雲が行きゃ 俺は口笛を吹きまくるさ
解答は知らない 教典はいらない
歩く踵がそれを識るだろう
朝の地鳴りが告げるだろう
怠く横たわる川面の憂鬱を 赤く煮え立つ空が染めれば
俺は涙をそこに捨てるよ
日も暮れた帰ろうかな 午後六時 全てが遠いが
それを誰一人尋ねども 血巡り季巡り撃ち放つさ
道程など知らない 標識はいらない
微笑を湛えて闇と遊べば
誰ぞ知り得ぬ灯も点る
★踵鳴る/eastern youth★
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