○プラシーヴォ○
目次|←どうして?|それから?→
会社で女性は私と、もう一人一回り以上年下の女子
この後輩ちゃんがめちゃくちゃ目鼻立ちが整っていて
でもまったく男性とかに媚を売らず無口
今日、たまたま2人きりになったときに
『今日、〇〇さんから飲みに誘われたんです。▲▲くんも一緒に』
と言われた
心のどこかで、この子は愛想がいい方でもないし
事務所の中では私の方が頼りにされて好かれていると思っていたのにと
少しショックを受けた
近くにある取引会社の女子と、この男性2人が仲がいいらしく
その女子が後輩ちゃんを見かけて、一度しゃべってみたいと思ったとのこと
どこまで本当か分からないけど、私はやっぱり必要とされてないんだなと
胸がうずく
でもきっと昔だったら、地の底までも落ち込んでいたかもしれないが
思っていたより大丈夫だった
たぶん私が後輩ちゃんと同じ歳くらいだったら、死ぬほど傷ついていただろう
だけど今はいいのか悪いのか
『そりゃこんな飲み会を断ってばかりいるおばちゃんを呼びたくないよね』
と、あきらめがつく
|