○プラシーヴォ○
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2002年03月09日(土) 遺伝子

起きて、目を開けようとしても
なんとなく腫れぼったかった

顔もカピカピに強張っている

昨晩、ドラマを見た後に
泣いて泣いて泣きじゃくって
26歳にして泣き疲れて眠るという状態だった


「私は、彼の遺伝子を残したい」
「子供を生まなきゃ結婚してる意味が無い」

テレビの前で、頭をガツリと殴られた気分だった

そうだ、私の子は
ハム男の子でもあったんだと
当たり前のことを『思い出した』のだ


自分の遺伝子が入った子を
「いらない」と言い放った女を
どうしてハム男は愛せるんだろう

きっと私は
「心身共に傷ついたのは私なのだから
 もっと心配してちょうだい」
という目でハム男を見ていたはず

こんな女をどうしてハム男は…?

いや、もしかしたら
既に愛していないのかもしれない


きっと、まだ現場で仕事中であろうハム男に
今すぐ逢いたかった

電車に乗って、京都の果てしなく北の地へ行って

逢って、土下座をして謝りたかった


すぐ泣く女になっちゃってごめんなさい
すぐ怒る女でごめんなさい
あなたの子供を殺してしまってごめんなさい


でも私は、心底ずるいから
ハム男を手放したくない

気兼ねなく子供のことを話せるような
心身ともに健やかな女性が
世の中には山ほどいる

きっとその人たちの方がハム男を幸せにできる

だけどハム男から離れていかない限り
私はハム男を手放したくない

だって、私はハム男を愛してる


がちゃ子 |偽写bbs

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