hikachi's Diary
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2001年12月30日(日) 夫帰国。

たまには亭主の良い所を書いてみよう。
(いつも愚痴ばかりの悪妻ひかち(ーー;))
以下、彼の身に実際に起こった出来事です。


マレーシアから帰国する機内でアメリカ人男性と知り合いました。
主人は英会話の勉強になるから、機会があれば
積極的にネィティブ英語の人と話すことにしているのです。

ところが、空港につくと、彼の所持金は80ドルばかりだということが判明。
日本円で1000円弱です。

よく聞くと、マレーシアで盗難にあったというのです。
マレーシア政府発行の盗難証明書も持参していたそうです。

「おめー、一体どうするんだ?(英語を新潟弁訳)」
と聞くと、日本人の友達に連絡するとのこと。

しかし、連絡先は会社で、この年末の日曜に通じるはずもない。
いろいろ聞くと、持参したパソコンを売ってお金を作りたいとか。。
警察に行けというと嫌だと言う。

仕方ないので、3000円ほどお金を渡し、
切符を買ってやって新宿まで送って行った、とのことでした。

ちなみに、うちは千葉なので、新宿は全く通り道ではありません。
・・御苦労さまでした。

うちの亭主って、なんかこういうばか正直というか、
面倒見のいいところあるのよね。
3000円は絶対返すと言っていたらしいけど、まあむりでしょう。

ていのいいサギのような気もするが、
ほんとにその人が困っていた可能性もある。

まあ神様は「盗もうとする者には倍与えよ」とおっしゃるし、
「小さい者に水一杯でも飲ませるものは決して報いにもれない」とか
「よきサマリア人」の話し(註・強盗にあった人を助ける)とかもあるから、
彼の行動をとりあえず評価しようと思いました。

で、肝心のマレーシアですが、マレーシアは音楽のレベルは低く、
日本人には友好的で受け入れの下地はあるということでした。

現地でオーケストラ活動している人に、募集があったら是非知らせます、
と言っていただけたようです。現に今フルートの団員は空きがあるので、
近々オーディションの可能性はあるらしいです。

海外生活だけは避けたい妻(英語アレルギー)としては複雑な心境ですが、
神様の召しであれば仕方ないのかな。。


同日の過去の日記


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