2005年04月10日(日) 初めての○○
何をするにしても、初めてと言うものはあります。
初めてバンジージャンプに挑戦!とか しなくても生きていけるものも勿論ありますね。
実は先日……
初めて
クーリングオフ
を経験しました(爽笑顔)
何となくお分かりですか?ありがとう。
ある日、一本の電話がありました。
女性:「今日和、私○○のスズキ(仮名)と申します」
電話の内容は ・カルキの入っていない蒸留水をこの界隈のお宅に上限10リットルお試しキャンペーンをしている。 ・容器は空のペットボトルを自分で用意して頂く。 ・水については訪問員から解りやすい説明があるので其れから決めても可。 ・主な主旨内容は『水の宅配』である。試飲する感覚で試してみませんか?
と、まぁこんな所だろうか。 普通、この時点で断る。断るんだろ?(誰に聞いてる) 所が自分、押しに弱い。無料にも弱い。お試し感覚にも弱い(最悪)
自分:「はぁ……じゃぁ試すだけなら」 女性:「ありがとうございます^^押し売り等では御座いませんので今後宅配のご注文をするしないはお客様のご自由です」
30分程すると訪問員が遣って来る。 つい先程一件回って来たとの事。
訪問員:「蒸留水はお客様のご自宅の水道水を使ってお渡しする形になります」
どうやら浄水機のようなものを繋いで作るらしい。 無料なワケだ…と納得。水道代は自分持ちって事だし。 まぁどうせ使う水なら綺麗な方がいいだろうと承諾。
すると、宅配もしているが実は『浄水機の販売』が真の目的らしい事が明かになる。
訪:「宅配には勿論お金もかかりますし、薬(カルキ)を取り除く為に日持ちもしないので纏め買いやイザというとき貯蔵分が無かったりと不便です」
別に買うつもりないんだけど…と内心思う。 然しここである実験がされる。
浄水器に通した水と、水道水から直接汲んだ水をそれぞれの透明カップへ。 其処に塩素反応を示すらしい液体を混ぜる……
訪:「………。」 自:「……色変わりましたね。」 訪:「いやーコレちょっと凄いですね、私もこんなの見たことないです」
水道水の色が、錆びた水みたいな透明の赤茶に染まった。浄水した方は勿論無色透明のまま。 水道水に含まれるカルキの量を見て驚かせようと思ったらしいのだが、訪問員の方が素で驚いていた(爆) 何だか急いで押し売り説明ファイル(勝手に命名)を取り出して見せてきた。
訪:「通常、カルキは含まれているものなので、色は少なからず変わるんです。此処から此処までが一般ライン。これでも世界的に見れば結構な量なんですけどね、失礼ですがお宅の水道、この辺ですよね(色の濃い部分指差してカップを其の上に置く)正直びっくりしましたよ私も」
どうやら表情は白々しくない。そんなに危ないのかと自分でもちょっと心配になる。
この辺でもうダメですよね…(何)
で、ローンが組める、という話です。 まぁその話になるまでぶっちゃけ2時間説明に費やしましたけどね。 30万の浄水器、3年ローンで組まされました。 書いてる途中でも
自:「……;(ぁーヤバい、どうしようかな…帰って貰うにしても何と言えばいいのか…ぁーぁーぁー蟲に怒られる、ヤバイヤバイヤバイ/滝汗)」
……実は、面と向かって喧嘩とかね、あんまりしたことないんです。 よっぽどキレたり覚悟しないと人に本気で文句言えません。
でも、言ったんですよ?この水試して、宅配とかでもいいしそれから決めたいんですけど、って。これだって自分にしちゃ言ったほうですよ(何) でも、大抵の家族は反対するんだそうだ。 当たり前だ、30万だぞ。いいって言うわけない。
訪:「其処は、家族の健康や命を守るために、頑張って貰いたいんです。理屈だけ言っても皆さん解ってくれるわけじゃないのが残念なんですけど、実際ご覧になっていかがでした?ずっとあんな濃い薬品を飲んでると考えたら……」
何だか、他の人は「モニターとして浄水器を試す事になった」等と嘘を吐くらしい。嘘吐く事に対しては罪悪感ないのか貴様(と思った/言えよ)
兎に角、3時間強で30万のローン組んでしまいました…。
自:「コレ……クーリングオフとかできますよね?」 訪:「……できますけど、するおつもりなんですか?」 自:「ゃ……そういうワケじゃ……ないんです、けど……(ぼそぼそ」
多分訪問員はこう思ったろう。
コイツ、カモだな☆ って…(爆)
結局、其の晩蟲には「水、モニター……一週間ネ」と怪しげな説明をして早々に就寝。 こうなったらクーリングオフ、しか、ない…と…………(サラサラと消える自分)
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