2004年02月21日(土)    死とか希望とか


今まで生きてきてこの方、
「死んでしまいたい」と本気で思ったことはない。

此処だけの話(?)小学生で陰湿なイジメにあったときも
「死ぬ」ことは考えなかった。
居なくなればいいのに、とは思ったけど。

どんなに辛くても、自分の体を傷つけることだけはしなかった。
例え蹴られて背中に青タン作っても、自分で生を終わりにしようとは思わなかった。

『何で、自分が、死ななければならないのか』

死にたいとは思わない。


何とか成るさ、で生きてきた。
上に述べたイジメも、ある日突然キレて男子の胸倉掴んで逆に脅してやった(怖
「何で、お前に、こんなことまでされなきゃなんないんだよ!」

最初からそうすりゃよかった。
集団イジメなんか、生きてくことに比べたらキレて新しくやり直したほうがずっとラクだ。



最近、「こんなに辛いなら、死んだほうがラクかも」と。
ニュアンスや想いは違えど、数人に言われた。
その度に思う。
『死んで、それからどうするの?』
チャットの世界から消えるのとはわけが違う。
死んだら、終わりだ。何もない。無だ。
少なくとも、希望なんか、ない。

確かに、終わればラクかもしれない。
考えなくていいから。
でも、辛いから。「自分が想う誰か」に、どんなに想っても届かないから。
そんなことは…これから先、いくらでもある。
妥協しなければ。

今、妥協しないから辛いんだよ。
頑張ってるから辛いんだよ。
我慢して踏ん張ってるから辛いんだよ。

「死んだらどうなるか」なんて考えるより、そんな自分を少し褒めてあげてください。


死ぬのは勇気じゃない。そんな勇気持つな。
苛々します。


「アイツがいなきゃ生きていけない」そう、思いたいだけ。

「アイツには俺が必要だから」そう、思い込んでるだけ。

「俺が死んだら、アイツはどう思うかな」知るか、そんなこと。

君の世界にはその人しかいませんか。

そいつがどう思うかなんて知りません。

君の世界には、君が思っているより沢山の人が住んでいます。

君には見えなくても、沢山の人が君を想っています。

哀しむのは、「アイツ」だけじゃありません。

それ以外必要ないと言うのならこの言葉は届きません。

寧ろ、この言葉自体存在しません。



「死」という単語はいつまで経っても好きになれません。
生きていれば、いい事だって沢山あるのに。
自分の世界を、強制終了なんかしたら勿体無い。

どうせなら、リセットしよう。

不幸なのは君じゃないよ。俺でもないよ。
幸せになる権利、なんて、誰にも言う資格ありません。
権利は平等。不幸に浸るな。
自分で掴め。


今は休んでもいいよ。俯いてもいい。
でも。
死にたい、なんて、全力で生きてから吐いて下さい。
そしたら文句言いません。
全力で走ったら、きっと見えてくるものも違ってくるはず。


哀しみは半分、喜びは一緒。
寧ろ独り占めしてもいい。
そのくらい図太くなってください。


皆、皆、幸せな夢を見れますように。


そして俺も。


夢くらいは、お前に逢いたい。





                 


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