2004年01月16日(金) 救いたいもの、掬うもの。
「君を救えないこの両腕は、唯々、抱き締めてやる事しか出来ない。
君を救いたいと願う僕は、浅ましい望みだと知りつつも、君を求めて止まない。
僕の瞳には何が写っている…?君か…?それとも君の中にある小さな不安か。いや……。
僕は君を通して自分を見ているのだ。君を救いたいと願いながら、僕を救って欲しいと奥底で踠いている。
その事実に気付いた、僕はもう動けない。前に進めば君を傷つけるかもしれない。振り返れば自分が傷つくかもしれない。
君を救えない、僕の両腕は。せめて君を離すまいと、抱き締めることしか出来ない。
余裕の顔で言う“おやすみ”はいつも恐怖に怯えて。眠りに付くまで君の温もりを思い出す。
僕を救えない、この両腕で。僕を救ってくれる、君の腕を。いつも愛しく思う。
『それでも、この僕の傍に居てくれるのか…?』
いつも、言えない。胸の奥で…。
今日も、君をこの腕に抱こう。君が…僕を見放すまで。」
何となく思いついたことをつらつらと。 童話作家には向いてないことが判明(笑) 某はすみんに触発されて…(ぇぇ…/笑 慣れない事はするもんじゃないね。うん(しみじみ
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