暗行記...不夜

 

 

『 最後の忠臣蔵 』 - 2011年03月27日(日)

男はただただ忠義に生きた

主人の意思を真っ直ぐに貫き

そして使命を果たし死を迎える


自分を最後まで押し殺し

侍であることを選んだ


主人が生きていたならば幸せだろうことに

自分の幸せを重ね


自分自身の汚名や恥辱など

侍として心と共に切り捨てた


すべては忠義のために


それでも心の温かさに惹かれ

彼の優しさに多くが癒された



人は答えが決まったとき

誰よりも強く前へ進めるのかも知れない

その答えが例え死という

悲しい答えであっても


むしろ死であったからこそ

意思を保てたのだろうか




『最後の忠臣蔵』
      No.994


...



 

 

 

 

暗行記 目次
軌跡   岐路

手紙  掲示板
 寂しがりやな豚ちゃんたちの旅跡