暗行記...不夜

 

 

【 弥勒世 MIRUKUYU 】 - 2008年11月30日(日)

長い時間を共にしても

相手を理解できるとは限らない



死の際に本当に求めているもの

必要としていることが何なのかを




大好きな叔父が亡くなった


その時私は分からない



溺れてしまった酒が欲しいのか


それとも

手に入れなかった何かを欲していたのか



彼が最期の最期に

その脳裏に浮かび上がらせてたものは

何だったのだろうか



死人に口はない

そして想いも道具を使う術もない



けれど生けるものには最期を知ることが

そこから生きる糧となる



共有するのは時ではなく 想いや念


彼と心に通じる様な語りは生まれなかった



それは信頼や己の未熟さのためだったのだろうか


それとも私が壁を作り続けていたのだろうか



肩を組み合った者が唯一の理解者とは限らない



ある者は怨むことで 敵であることで

理解者となる



どんな者であれ 今 そして未来に

大切となる者たちの死を


私は最も心が近い場で臨みたい




 ↑幸せなことに

  My追加  


【弥勒世 MIRUKUYU】馳星周
        No.523


...



 

 

 

 

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