暗行記...不夜

 

 

死した血 - 2003年09月14日(日)

吐気がした

何かと似ているが
どこか違う薫りに

初めはその男の薫
そう信じた

次は自分自身の薫
そう疑った

2つを裏切った時
3つ目に行当る

人の血の香

「血腥い」

人の血は生き物
体内では生を受けている

外に出た時
それは死ぬのだろう

人が腐ってゆくように
血も同じように

死臭というものが
あるのならば

間違いなく
この香

全身の血が死に
血腥い香を発する

そして人は
死を受け入れる

それまでは
腐ってゆく体に

生きた血を注ぎ
体を防腐する




↑その男は?

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