暗行記...不夜

 

 

泣き叫ぶ子供たち - 2003年08月20日(水)

当直中の電話応対
大概の患者さんは受け入れる

でも絶対受けない
患者さんもいる

中学生よりも
年齢が低い子供たち

うちの病院には
小児科は存在しない

だから絶対に
受け入れることは無い

よくそれを聞いて
「酷くないか?」
「医者なんだから診ろ!」

そんな言葉を云われる
電話で言われた事もある

医療は進歩しすぎた
時間は掛っても
治療できない病など無い

そして人の身体は
複雑に精巧に出来すぎた

どんなに学んでも
全てを知ることなど
出来なくなってしまった

脳神経外科 心臓外科 外科
循環器科 呼吸器科 婦人科
口腔外科 整形外科 消化器科
内科 精神科 耳鼻咽喉科
眼科 内分泌科 形成外科
放射線科 リハビリ科 検査科

そして 小児科

挙げたらキリが無い程
人の身体・心は分類させる

それを一人の医師に
頼ることは不可能だろう

そしてここで子供を
無理に診ることは
優しさでも何でもない

誰だってそうだろう

自分の知らない仕事は
必ず間違いを起こす

だからこその判断なんだ

小児科は確かに少ない
でもその責任は医師には無い

もし毎日子供の身体の
心配をするならば

することは愚痴でも
苦情でもないだろう

どうすれば安心して
子供を預けられるか

どうすれば信頼した病院が
存在できるかを

考えること

医者も医療従事者も
病院も

病に対して万全では
無いのだから




 ↑がんばろうよ

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