暗行記...不夜

 

 

放射線医学総合研究所へ見学! - 2002年02月25日(月)

今日は朝8時半から千葉にバスで一路放医研へ
そこで見てきたものはとても貴重で勉強になるものだった
特に重粒子線の装置は初めて見たもので圧巻だった

だが見学中に技師の一人が言った
「これからは資格があるから就職出来ることはない、
 サービス業としての自覚を持った患者さんへの対応
 機器を充分に扱うことが出来る知識・技術
 集団での行動・人間性が必要だ」

自分が今日感じたこと
それは
今までの考え方を患者さんに置き換えたときの考えだった

小さな病院でも機器が粗末なものでも
患者さんに優しく心から接していくことを
自分は望みそれが理想だと感じていた

最新の機器と技術に触れて
その考えは間違っているのだと感じずにはいられなかった
自分がしなければいけないのは技術の提供
それがあってからの心だと

患者さんならそうあって欲しいと思う
それが当然だ

自分でもそれは分かっていたし
優しければいいというものでもないということも分かる
そしてただ自分にそこまで知識がないことの逃げだということも

昔から自分はだれかの偽の山道になることで行動し
それが心地よく自分にあっていると感じていた

だが今は一人で進む道を選ばなければいけないのだろう
それも自分で考えた道を創って

容易く金を儲ける者は容易く貧しくなる
今の自分だ

自分で不細工でもまっすぐでなくても
努力で創ったものなら
人が落ち着いて心休まる道になるだろう




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