とりとめもなく



 love

「人生ってつらいだろ。
 だから、夢中になれる何かを探してたんだ。
 生きている意味を。
 それがこれだ。」


【Michael Jackson THIS IS IT】



レイトショーで見てきました。
なんて言ったらいいんだろう。
正直、マイケルが死んだ事が信じられずにいました。
え、マイケルって死ぬの?コンサートの為の大がかりなドッキリじゃないの?
ってくらい信じていませんでした。絶対スリラーで復活するって思ってた。

エンドロールの、マイケルの子ども達に捧ぐ、の言葉で
ようやく、もう居ないんだと、実感が沸いてきました。

伝説の人が、更に階段を昇ってしまった。
誰も手が届かない場所に行ってしまった。
漠然と、悲しくて泣きました。

育ちや外見のゴシップや噂が常に付きまとう人生で
それでも確かな愛を持っていた人。

昔見たドキュメンタリーで
熱狂的なファンが泣きながら「マイケル抱きしめて愛してる」と言ったとき
マイケルは「僕も愛してるよ」と、ファンを抱きしめていました。
なんて人なんだろうと、本気で驚きました。
もしナイフでも持ってたらどうするんだ。


私の陳腐な言葉では語れない。
本番が実現してたら、どれだけ最高のステージになってたんだろう。
King of Pop
このリハが最後の映像かと思うと、本当に悲しいし悔しいし寂しい。
けど、マイケルが伝えたかったものは確かにスクリーンの中にあった。
欠片だけでも見て欲しい。


「忍耐と理解を。そして冒険を。」

2009年11月16日(月)
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