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2003年08月22日(金) 可愛い後輩たちへ。

お疲れ様。夢を叶えてくれてありがとう。

私が知るだけでもう4回も、あと一歩のところで関西出場の切符を手にすることが出来なくて、県大会で悔し涙を呑んできた。憧れの関西大会の舞台。5年越しの片想いが叶った。

今年の結果は関西大会銀賞。関西に出場できただけでもスゴイと思ってたけど、結果発表後、現役は悔し涙…。

「金賞が取りたかった。」


そっか。そうやんね。
私が現役の頃、県大会金賞で悔しいって泣いてるのを見た数年前の先輩は、「県大会金賞なんて、それだけでも十分偉いもんやと思いますが…」って言ってた。バンドが成長するに従って、求めるものもどんどんレベルが高くなっていく。当たり前といえば当たり前。

現役でいられる3年間なんて、ほんの一瞬。その間に1から10までできるわけじゃない。まずこの部を創ってくれた先輩がいて、なんもないところから楽器を少しずつそろえたり、部員を集めたり、練習内容も試行錯誤しつつ…。それぞれの代がやってきたことは、1から10のうち、ほんの0.1かもしれないけど、たったそれだけでも、その積み重ねなしでは今の部はなかった。そしてこの先も。薄い紙を一枚ずつ、重ねていく。もどかしいけれど、その薄い紙それぞれに存在意義はあって。


3年の夏休み終わりまで、この厳しい部を続けるのはかなり大変。自分では割り切ってたとしても、親とか、担任とか、いろんなプレッシャーをかけてくる人がいる。そんな中で最後までやり遂げたみんなにバンザイ。


京子 |MAILHomePage

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