| 2007年10月30日(火) |
法相の友達の友達はテロリスト |
「 彼のことは信用できない。 友達だからね 」
ベルトルト・ブレヒト ( ドイツの劇作家 )
I don't trust him. We're friends.
Bertolt Brecht
本当の友達なら信用できるはずだが、上文の “ 友達 ” は少し違うようだ。
友達とか、親友というより、「 同類 」 と訳せば、意味が伝わりやすい。
私が中学生、高校生の頃、ケンカが始まりそうになると 「 俺のバックには、○○ がいる 」 と吹聴する輩が、どこにでも居たものだ。
ここでいう 「 ○○ 」 には、地元で有名な ワル や、不良の親玉みたいな者の名前が入るわけで、そういう連中に顔が利くことを主張している。
なぜ、そんなことを言うのか意味不明だったが、「 自分を攻撃したら、もっと強い奴が出てきて、返り討ちにあうぞ 」 と威嚇していることに気がついた。
ほとんどが 「 嘘 」 で、腕力もないくせに見栄を張る連中の常套手段だったわけだが、一度だけ、本当に強い奴が 「 報復 」 に現れたことがある。
そこで、現れた不良に、「 お前の名を語り、こいつは好き放題やってるぞ 」 と教えたら、今度は私と仲良くなって、その卑怯者を一緒に退治した。
鳩山 法相 が29日、日本外国特派員協会での記者会見で 「 友人の友人が アル・カーイダ だ 」 と述べたことに対し、国会質疑で批判が相次いだ。
彼 ( 鳩山 邦夫 ) の祖父 鳩山 一郎 は、第52代、54代内閣総理大臣にして、自由民主党の初代総裁を務めた人物で、党の歴史にその名を残す。
父 鳩山 威一郎 も参議院議員で、福田 赳夫 ( 現 福田 康夫 総理の父 ) 内閣では外務大臣を務めたこともある。
兄 鳩山 由紀夫 は、現在、民主党 の幹事長で、とても気持ち悪い顔だが、政治家としてのキャリアは長く、それなりに重鎮と呼ばれる立場に居る。
つまり、「 ボンボン 」 と評された 安倍 前総理 以上に、政界での輝かしい系譜を築いてきた家柄にあって、彼も間違いなく 「 大物議員 」 である。
何の目的があって、「 友達の友達が アル・カーイダ 」 と発言したのか意味不明だが、前述の 悪ガキ 同様に 「 ハク 」 をつけたかったのだろうか。
別に、「 友達の友達が テロリスト 」 でも、「 友達が 強盗 」 でも、「 隣人が 強姦魔 」 でも、「 兄が 爬虫類顔 」 でも、罪には問われない。
しかしながら、犯罪組織に繋がる人脈を持つのであれば、「 情報提供 」 の義務があるとも考えられるし、法相 という立場なら、なおさらである。
国民には、海上補給などで 「 テロとの闘い 」 に協力を要請していながら、法相は 「 犯人逮捕に協力しない 」 などという理屈が、通じるはずもない。
私自身、日本の 「 テロ掃討への国際貢献 」 は必要だという考えを持ち、海上補給にも大賛成だが、法相 がこれでは、反対派に返す言葉もない。
今後、この発言について 民主党 がどのような追求をするのか不明だが、徹底的に問い詰めて、できれば辞任に追い込んでもらいたいと思う。
守屋 問題 も重要ではあるだろうが、せいぜい、それは税金の無駄遣いという範疇の事件であり、国の威信に関わるほどの大事ではない。
それに対し、今回の 鳩山 発言 は、テロ組織に立ち向かう先進諸国への 「 裏切り 」 であり、国家の 「 恥 」 といっても過言ではないだろう。
このような愚か者は、一刻も早く ( できれば、顔が気持ち悪い兄と一緒に ) 政界から叩き出すべきで、そうでもしないと諸外国に顔向けが出来ない。
もちろん、「 友達の友達 」 を引きずり出し、テロ掃討に貢献するのなら話は別だが、こういう人脈の話は、たいてい 「 嘘 」 と相場が決まっている。
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