| 2007年07月04日(水) |
自民党が ダメ で、民主党は信頼に足るのか |
「 楽観主義者が 車 を発明した。
悲観主義者は エアバッグ を発明した 」
英語のジョーク
An optimist invented the car. A pessimist invented the air bag.
English joke
楽観主義者と悲観主義者を対比した ジョーク は、他にも数多く存在する。
その歴史は古く、古代ギリシャやローマ時代の文献にも記録がある。
古典では、「 悲観主義者は笑うことを忘れ、楽観主義者は笑って忘れる = A pessimist forgets to laugh, but an optimist laughs to forget 」 が有名だ。
どちらが偉いというものではないが、この手の ジョーク にて取り上げられる楽観主義者像は、大半が「 バカっぽいが愛嬌ある幸せ者 」 とされている。
それに対して悲観主義者は、「 賢そうに振舞ってはいるが、人生を存分に楽しめない不幸な奴 」 として扱われ、ネクラ ぶりを皮肉られることが多い。
ジョーク にかぎらず、故事、格言の多くが、「 見た目は悲観主義者の方が賢そうだが、幸せに生きられないなら愚かじゃなかろうか 」 と締められる。
性格の違いと言ってしまえばそれまでだが、古今東西、先人は 「 どうせなら楽観的に暮らしたほうが得ですよ 」 と、語り継いできたようである。
その性格上、悲観主義者は必然的に 「 社会を憂う 」 ことが多く、たとえば政治の話になると、現政権のやり方を否定する側に回りやすい。
悲観的な発言の多い ブログ をみると、政権を奪取したい野党と同じような与党批判が繰り返されていたりするが、これもまた必然の結果だ。
つまり、政党の政策や哲学などには一切関係なく、ただ、現状を否定したいという気持ちだけで、野党との一時的な連帯感が生まれているのである。
彼らの思惑通り、仮に野党が政権を奪取した場合も、今度は与党になった新しい攻撃対象に向けて、何かと理由をつけては批判が繰り返される。
おそらくは、「 前政権のほうが良かった、マシ だった 」 などの不平不満が羅列されることも容易に予測できるわけで、彼らが満たされることはない。
最近は選挙の投票率が下落し、日本人は政治に対する関心が低いと嘆く方も多いけれど、ある意味、それは 「 幸せなこと 」 かもしれないと思う。
それは、自分の運命を選挙の趨勢になど賭けることなく、誰に頼ったりすることもせずに、自分の力で切り拓こうとする人の多い証明でもある。
まったく無関心なのもどうかとは思うが、選挙の結果ぐらいのことで、生きるの死ぬのとほざいている連中よりは、よほど健全ではないだろうか。
今回、自民党は失点続きで、たぶん選挙では苦戦を強いられると思うが、どの政党が票を伸ばそうが、正直いって、ほとんど興味がない。
どんな結果であろうと、それは 「 国民の選択 」 なのだから、それを真摯に受け止め、時代の秩序に順応しながら、個人が努力することが望ましい。
内閣の支持率が落ちているけれど、たとえば 小沢 氏 の率いる民主党に政権が移れば、日本が良くなると考えている人は、増えているのだろうか。
もしそうなら、民主党に投票されるとよいが、後先も考えずに自民党憎し、安倍憎しで 「 批判票 」 を野党に振り向けるのは、どうも違う気がする。
どの党を支持されるかは自由だけれど、できれば 「 マイナス発想 」 ではなく、「 プラス発想 」 で意思決定されたほうが、将来、悔いがないだろう。
特に年金問題などは、体制が変わる度に 「 ややこしく 」 なってきた経緯があり、指揮管理が転々と移ることは、解決を遅らせる要因になりやすい。
できれば、「 与党が ダメ だから、野党に 」 という発想ではなくて、最も信頼できる政党はどこかを、ゆっくり冷静に吟味されると良いように思う。
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