「 誠実な男性を探したって無駄です。
誠実な男性ってのがいるとしたら、彼は病気です 」
ジャ・ジャ・ガボール ( ハンガリー出身のハリウッド女優 )
What's the point of looking for a man who will be faithful? If he's faithful, he's sick.
Zsa Zsa Gabor
この言葉を聞くと、ちょっと安心できる。
少なくとも私は、「 病気 」 ではないらしい。
おそらく ガボール の言う 「 誠実 」 とは 「 女性に対する誠実 」 という意味であって、男性の人格すべてを否定するものではないのだろう。
仕事に対して誠実な男性、食べ物に対して誠実な男性、趣味やスポーツに対して誠実な男性なら、大勢いるのではないだろうか。
私も、男同士の友情や、仕事や、その他諸々の事象については、なるべく相手の信頼を裏切らないように、誠意をもって接してきたつもりだ。
しかしながら、すべての女性との交際において 「 誠実 」 を尽くすことができたかというと、恥ずかしながら自信がない。
それは、女性を蔑視するとか、軽く扱っているというより、「 誠実 」 な対処の仕方を知らなかったり、実行できなかった結果のように思う。
少し前に東京で、過去に交際した女性と会ったとき、彼女の口から懐かしげに 「 TAKA は誠実に愛してくれたわ 」 と言われ、戸惑ったことがある。
むしろ、そんな時には 「 サイテー 」 とか 「 人でなし 」 ぐらいの言われ方をされたほうが、気分的には スッキリ して楽なように思う。
けして、カッコつけて悪ぶるわけではないが、さほど間隔を開けずに何人も交際してきたし、いちいち 「 誠実だったわ 」 なんて言われると気が重い。
実際、そんなことを考えてる時点で 「 誠実ではない 」 のだが、女性の多くは、思い出を美化したいのか、「 誠実だったわ 」 で締めくくろうとする。
どうせ別れるなら、「 騙された 」 と思うより 「 誠実だった 」 と思い込んでるほうが、記憶の部分で幸せな気分に浸れるものかもしれない。
恋人と呼べる女性がいるときには、けして浮気めいたことをしないのだが、そうでないときには、複数の女性と テキトー に遊んでいる。
週に6日は外食するが、2日は接待で、残る3日は複数の女友達、1日は男友達というのが、特定の彼女がいないときの生活パターンだ。
すべての女友達と深い仲ではなく、映画を観るだけの関係だったり、口説くけど何もしない関係だったり、そこから少し発展するケースもある。
1ヶ月に3人付き合って、2人別れたり、時間があれば1日の前半と後半で2人付き合ったり、仕事以上の過密スケジュールに疲弊したりもする。
それぞれに 「 君だけだよ 」 などの嘘をつかないことと、「 性的風俗 」 には行かないことぐらいが、相手に対する誠意かと思っている。
たぶん、本気で女性を愛したのは、生涯で二度か三度ぐらいのもので、あとは 「 ちょっと好きになった 」 ぐらいのものかと思う。
この先はわからないが、まだ相手にしてくださる女性もいらっしゃるし、鼻が利くせいか、そういう奇特な女性を嗅ぎ分ける臭覚を備えているようだ。
40代半ばを過ぎてから、逆に 「 遺産目当て 」 なのか若い女性とのご縁も増えており、ヤラシイ言い方だが 「 不自由しない 」 状況にある。
そんな大人気ない生活が幸せかどうかは微妙だし、このままで良いなどとも思っていないのだが、毎日が楽しいし、仕事や、趣味の妨げにもならない。
もう少し先、いまの仕事で目標が達成されたとき、それからの人生を一緒にエンジョイできる相手を見つけたら、その人に 「 誠実 」 を示したいと思う。
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