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運命ならばいたしかたなし(仮)
帰って来た古巣(聖闘士星矢)。でもずっとどこかで好きだった彼(紫龍)の事を愛でたりしたいのです。
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| 2009年06月04日(木) |
考察 〜ドラゴン紫龍を何故好きか〜 |
 ※闘いの後に、みんなが元気だった姿を見て微笑む紫龍、、、っぽいイメージ。 闘いの後だから、服は当然、脱いでます。
以下、バカな女の独り言です(苦笑)
何の迷いもなく、中学1年だったある日、私は彼に惚れた… どこに?
見た目…カッチョ良いよ。あの毅然とした立ち振舞い。しかし何故にあんなに脱ぐ…
声…確かに素敵な低音ボイス(^w^)今だって大好きだし、好きになった一因ではある。が惚れた時はまだ、声優に興味なんてまったくなかったし
だいたい髪型がストレートに長い男って現実だと気持ち悪いか、中性的でもなくちゃ似合わないし。だいたい長髪キャラは私の中では萌えない事が多いのだ
じゃあなぜ? 実は昔から自分でも不思議なのだが、たまにこういった『クソ真面目』なキャラに撃ハマりするのだ
でも毎回じゃない クソ真面目なキャラなんていったいこれまでどの位であった事か… でもそれが私の『萌えツボ』では無い事はもうわかっている だからこそ『なんで紫龍がこんなに気になるか』が謎なのだ
出戻ってから、スッカリ、カニ信奉者な私。 でもカニが好きな理由は簡単だ。悪いヤツで、その悪さが『過去に何かあったハズ』と匂わせる所だ また野性的な悪人タイプなのがいい 本当ならばもっと人非人な位でも良いくらいだが、一応(苦笑)黄金聖闘士だし、原作のあの感じじゃあ『チンピラ風味(をあえて演出している設定(←Mydream))』が丁度良い
解りやすいなぁ。私。
でも私は紫龍に関しては『だって好きなんだもん!!しゃあないじゃんかぁ』としか、長い事言えなかったのだ。 友人に『ゾンビ』だの『露出恐』だのいわれても…そりゃあ悲しかったが『まぁ事実だしなぁ』と思っていた中2の頃の私…
ずっと紫龍がまともに描けなくて『好きすぎて描けないっ』とかほざいていた昔のわたくし…
昔から、色々と同人誌ネタを考えたりしてたけど、彼が中心ではストーリーを作れた事がない ナゼか? 性格だ(私の中の脳内変換設定も無いとは言えないが…( ̄∀ ̄)) 彼は14歳とは思えない思慮深さがある。ありすぎる… だからアニメではあまりキャラが生かしきれないのか、例えば生活風景を描く時、彼は突然いなかったりする わかりやすいのが劇場版第一段 彼は最初の10分まったく姿を現さない そして、エリスからのメッセージを星矢、氷河、瞬の3人がみていると突然後ろから湧いて現れるのである あんた…どこに行ってたんじゃい 一輝なんかはもう完全なる『お助けキャラ』に消化されていたが、多分アニメスタッフも彼の扱いに少し困っていたのじゃないかと思うのだ 大体、戦い出せば『生きる面白設定の宝庫』の彼だが性格的には大人なだけに、ここでこうするだろうか?と考えざるを得ないからだ マンガや小説では大概の主人公は成長してゆく過程を描かれる その点から言っても、最初から彼女連れで現れた落ち着いたキャラの紫龍はなかなかクローズアップに難かったにちがいない(今から見ればまだまだ未熟な所が沢山見えるんだけどね(^w^)) なのでアニメで目を潰した後のクローズアップストーリーはなんだか脚本も輝いて見えるんだけど、私の気のせいだろうか( ̄∀ ̄)
だけど、こないだちょっと「王虎」のアニメを見ていて、気づいた事がある。 彼の、なんというかもう「なんでそこまで大人な対応!」な所だ。 ありえないくらいの、他人への配慮。 自分も苦しいだろうに、春麗の心配ばかりしているのだ。 「自己犠牲」 は彼の代名詞のようなものだが(涙)まさにそんな感じ。 アンドロメダとドラゴン、聖衣を取っ替えた方が良いんじゃないかというくらいだ(いやだけどね(苦笑)) こんなとことんまでの配慮の精神は、もうなんというか、、、。やばいだろ?とか思わなくもない(好きなキャラと言う欲目も、そりゃああるだろうが...)
端々にみえる、その「慈愛」なり「自己犠牲の精神」が、とても悲しいけれど彼の無償のキャラ人格を作り上げているんだなぁ、、と。
ただのクソ真面目なだけじゃない。 本気で、まさに「天然級のクソ真面目」な彼の、全身から溢れさせるオーラが好きなんだなぁ〜。
最近、色々と考えていて、そのおかげか紫龍もけっこう動いてくれるようになった。 残念ながら主体は蟹だが(苦笑) 元来、こういう『優等生で人格形成の仕上がった人間』ってのは、主な話しを作りにくい物なのである。 マンガを読むとわかるが、どこかしら「欠除」した部分を成長させて行くのが、物語ではもっともポピュラーなのである。
でも私。 うじうじ悩んだ紫龍はみたくないし、描きたくないのだ(実は、前のストーリーはまさにこんな感じだった...(苦笑))
なんか、何語ってんのかよくわからんくなってきたけど、、、とにかく私は 「ドラゴン紫龍」 が好きなんだな〜。 こないだYouTubeみてて、なんかい「ときめいた」事か(恥ずかしながら事実) あああ、、もう、なんか「なんでそこで脱ぐ!」とか突っ込みながらも、私はあの瞬間がすごい幸せだった。
なんだかんだ言ったけど、なんでもいいから「紫龍が好き」なんだよねぇ。
最後に。 私はさして『マサミスト』ではない。 車田御大の作品は、きちんと読んでいるのは、実は聖闘士星矢くらいだ。(あ、雷鳴のザジは見てるね。掲載時の流れで、全部みてるか...) ウチには(旦那の蔵書の)「リンかけ」の文庫が全巻あるのだが一回も読もうと思った事が無い。年間500冊以上はマンガを読んでいるだろう、私がだ。(一日平均2.3冊) そんな私だが、それでもああ言ったキャラを上手く生かすことの出来る車田正美はやはり、尊敬に値するのだなぁ…と本気で思った。 ありがとう、車田御大! あなたが居てくれたから、私はこんな幸せに浸れるんだなぁ。

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