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2005年11月12日(土) ■ |
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遥か南天の星の光 |
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2005/11/13 AM3:05〜3:24の三枚の写真合成 露出各30秒 f=2.8 ISO=400 上部にオリオン座と冬の三角 一番下 アンテナの横に輝くのがカノープス 【カノープス】(Canopus:α Carinae りゅうこつ座 -0.72等 310光年) 恒星では太陽を除き、シリウスについで2番目の明るさ りゅうこつ座(アルゴ座)の主星 カノープスの赤緯が-52.41°のため、北緯37.59°(日本では、三条-猪苗代-原町付近)以北では見ることが出来ない 日本では高度差を利用して、北緯38度以北の蔵王山で見れたのが限界とされている また、東京・大阪付近でも地平線すれすれに輝くため、大気の揺らぎ・光害・建物や山によって非常に見にくい幻の星 中国では、南極老人星と呼ばれ、見ると長生きできるといわれている
昨晩、高知だったらカノープスも容易に見れるのではと思って ナイトスクープ後、ベランダに出てみると、 一番開けた湾の上に意外にも明るく輝いてびっくりした 大阪で見たのは1度か2度ほど 一回、前哨戦の時しまなみ海道の多々羅大橋付近で見て やたら感動した覚えがある 2番目に明るい星なのに非常に捕らえにくい でもその分、無性に感動した 今夜はカノープスに乾杯!
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