羽積風narration
…どうかなぁ?

2009年08月07日(金) ダ・ヴィンチにはがっかりした

本の情報誌『ダ・ヴィンチ』をもう彼是
十年以上愛読している。今は定期購読だ。

さて、先月号の新刊ブックレビューのコーナーで
実際の本の内容と異なるレビューを載せてしまったとかで
今月号にお詫びが載っていたのですが。

なにぶん"新刊"のレビューだから、
原稿の〆切日との関係で対象の本を読むことなく
他の情報からレビューを作成しなければならない
こともあるのです…と、ここまではいいとして。

ここまででも、「読みもしないでレビューかよっ」
って怒る人もいるだろうけど、個人的には
「まぁ、本の入手が間に合わないこともあるよね」
と思いたい。

で、この後なんだけど、
レビュー者は"ダ・ヴィンチ編集部"としていましたが、
実際は雇ってる外部のライターが書いていたことも
併せてお詫びします…ときたもんだ。

これはガッカリした。

最近、テレビ番組で不祥事が発覚するたびに
「実は制作は外部の会社に委託していたのでした
(だからボクちゃん悪くないんだもーん)」
とテレビ局がイイワケするのが常になっていて
本当にうんざりしていたけれど、

まさかメディアファクトリーまでもが
こんなレベルの低いことを言うとは。

もし本当に外部の人間に書いてもらってたのだとしても、
このタイミングで言うことか?
余計に好感度が落ちるのがわからんか?

あんたが雇って、あんたがチェックして、
あんたの名前で発行してんだろ?

ほんとにくっだらねぇ。
保身に走るにしても、もうちょっと頭使え。

でさ、"どの本の紹介文が間違えていたか"
については何も触れてないの。
おいおい、どの情報を参考にしちゃいけないのか
教えてくんなきゃ、何の意味もねーよ。

こっちは面白そうな本の情報を切り抜いて手帳に貼って
「今月は何読もうかな〜♪」ってワクワクしてんだよ。

該当本の作者様からクレーム付いたから謝っただけなのか、
ほんとに読者のことなんてこれっぽっちも考えて無いんだなー。

ダ・ヴィンチ「今月の注目本130」コーナーにおけるお詫びとご報告


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汐 楓菜 [MAIL] [活動記録]

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