2009年06月09日(火) |
もし私の足が世界一速かったとしても |
私は技術職の経験が十年ほどあったり 何かと資格を持っていたりするせいで
今ただのオペレーター職をしていることを 「もったいねぇ、もったいねぇ」 と、ことあるごとに言われるのだが
それは、まぁ、いいんだ。
だって私も他のそういう人を見るたびに思うから。 今、同じ職場で同じ仕事をしている人の中にも いろんな学歴や職歴や技能を持っている人がいて、 やっぱり「もったいなーい」って言っちゃうから。
でも、すべての人が自分の持っているものを 活かさなければならないわけじゃないことも知っている。
もし私の足が世界一速かったとしても、 私はオリンピックなんか目指したくはないし、 たぶんデスクワークをしているだろう。 そして、そうする選択権が私にはあるはずだ。
で、だからまぁ、それはいいんだけど。
「あんたは勿体ない、何してんの?」 と会うたび会うたびに言ってきていた人が、
「私たちはお互いの生き方を尊重しあっていたはずだよね!?」 と言ってきたので、
これは長い長い前フリの後のギャグかな?笑うところかな? と思って、とりあえず笑いながら着拒した。
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