| 2007年10月17日(水) |
そっちの覚悟はできた |
最近、年齢的にも友達の子どもに会う機会が多い私ですが、 私は自分で思ってたほど"子ども嫌い"ではなかったのかもな〜…と思う。 友達の子どもは、けっこう可愛い。 というか、「新しい友達が地球にやってきた!ようこそ!」って感じ。 まぁ、あいかわらず電車内で騒ぐよそのガキは心底憎いですが。
自分が産んだ子なら無条件に愛情大爆発で可愛いものかもしれないけれど、 いろんな事件や育児放棄がある以上、必ず可愛いと思えるという保障は無い というのがやっぱり現実で。その辺で賭けは怖いし、子どもにも失礼だし。
「案ずるより産むが易し」の言葉どおり、 あまり深く考えずに産んじゃうのが正しいのかも知れないけれど、 やっぱり女性にとっては命がけの行為なわけだし、 子どもに障害があった場合等の覚悟も必要なんだし。
コドモというものに「休日に息子とキャッチボール〜♪」 程度のイメージしか持っていない多くの男性よりは、 女性の方がよく考えなあかんのかなーと思ったり。 考えたらあかんのかなーと思ったり。
世の中には 「子供を産まない女なんて女の義務を放棄してる」とか 「女は愛する男性との子どもが欲しいと思うものじゃないの?」とか 産んだら産んだで 「男の子を産めない女なんて役立たず」とか 「赤ちゃんに障害があったら産んだ母親が悪い」とか 好き放題なことを真剣に言う大人が今でもたくさんいるけど、 そういうバカバカしいのに振り回されないようにするだけでも大変だ。
うちは相方も「子どもはいらない」という人なので助かってるけど、 それでも世間と接していたら時々弱気になるもん。 でも、上記のような暴言を自分の夫や親から言われてる人も たくさんいるんやもんな〜。自分で自分に言って追い詰めたり。
肩身の狭さのあまり、子どもを欲しいと思えない自分が 「おかしいんじゃないか」「悪いんじゃないか」って 考えちゃうこともあるかもしれないけれど、 やっぱりそんなことはないと思うねん。おかしくも悪くもない。
ただ、それは一人の問題じゃないから、結婚する前に 子供のこと・お金の管理方法・親の介護のことなんかは パートナーとちゃんと話しとかなあかんよなぁ、とは思うけど。 ガチガチに固めたところで…まぁ…人生は流動的ではあるけどさ。
これからも「気楽でいいよね」やら「人として欠陥がある」 というような暴言を聞くこともあるだろうけど、 私はたぶん、"子どもを持たない人生を生きる"ほうの覚悟はできた。
どんなことでもアタリマエっちゃアタリマエなんだけど、 どっちの人生にしても、それぞれに ウレシイコトもツライコトもあるんよね、きっと。
|