| 2003年04月26日(土) |
通勤電車で宮沢章夫を読む |
期間限定バナナ味の誘惑に負けてしまい、 治療中の歯でドキドキしながらミルキーを食べている汐です。
お菓子を食べながらこんなことを言うのもあれですが、 掲題の“通勤電車で宮沢章夫を読む”というのは 汐がこのたび新しく提唱するダイエット法であります。
つい先日、知人とメールの折に 「私は原田宗典のエッセイをよく読むのだけれど、 他におもしろい男性のエッセイストはいないだろうか?」 と尋ねたのですが、早々に本屋で出会ってしまいました。
『茫然とする技術』(宮沢章夫・著)
私はこの著者の他の作品はおろか、宮沢章夫をいう作家の存在すら 知らなかったのですが、これは買わなければなるまい。 なにしろ、茫然とする技術というタイトルを目にしたことで 既に私は茫然としてしまったのだから。悔しいが、もう罠に嵌っている。
プロフィールをチラッと見ると 原田宗典と歳も近く、また戯曲家でもあるということ。
結論から言うと、これを読んだことで私に茫然とする技術が 身に付いたかどうかはわかりませんが、 この作者に人を茫然とさせる技術があることだけは確認しました。
そして、ダイエットです。正確に言うと、腹筋を鍛えます。 基本的に私は外出の際に本を欠かさず、 通勤電車などの公共の場所で読むことになります。
笑ってはいけない場所で笑う=笑いをこらえつつ笑う。 これがどれほど腹筋に負担のかかることか、みなさんご存知でしょう。
通勤電車でこの本を読んでいると、笑いをこらえつつ爆笑 しなければならない状況が、三行に一度はやってくるのです。 それはさながらアブトロニックのごとく(古い)。
この本を読み終わってすぐ本屋に行き、
『牛への道』 『わからなくなってきました』 『よくわからないねじ』
を買ってきました。私の腹筋運動は、まだしばらく続きます。
一連の作品では、しりあがり寿がカバー装画・挿画を担当しているのですが 彼の絵を初めて素直に「いいじゃん!」と思えたことも、大きな収穫です。
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