| 2003年04月10日(木) |
『しょう来の夢』(小学四年の汐・著) |
突然ですが今日は、汐の小学校四年の時の作文をご紹介。 (引越し準備中に部屋から出てきたのよん)。
物書き・汐のルーツが見え隠れしているでしょうか? 原文ままです。では、どうぞ ^^)/
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『しょう来の夢』 四年一組 ○○○○
私は、これといった夢はないけど小さいこ ろは「ケーキ屋さん」と言っていて、「注文 されたら、自分で育ててるフルーツをつんで きて洗って切ってならべる」とか言ったり、 紙に、想ぞうしたケーキ屋さんの絵を書いた りしていました。 だけど今は、「ケーキ屋さんにでも、ふつ うのお母さんにでも、何にでも、なるように なったらいい」と、思っています。 どうしてそう考えるようになったかという と、それがなぜか、まったくわからないので す。おそらくその「ケーキ屋さん」が、大き くなるにつれて、「なんだあほらし、本当、 小さい子の考える事だな。ようちだな」と思 うようになってきて、他の仕事を思いうかべ ても、その仕事の都合の悪い所を見付けるの が上手になってしまったからだと思います。 でも、そう悪い見方ばっかりしないで、も うちょっと良い見方をしよう。と、考えたい けど、やっぱり「なるようになったらいい」 と、ずっと考えています。
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………。
どうしたんだっ!?十歳当時の私っ!! 幼い少女を何がここまで追いつめたというのか。 今以上に世の中を、斜に構えて・悟りきって・捨てている。
この作文を読んだときの 担任の先生や両親の落胆ぶりは、如何ばかりであっただろうか。 残念ながらまったく記憶にないし、コメントも残されていない。
あの頃の私よ。
十五年後のあなたは結婚しないし母親にもならないと言ってる。 ケーキどころか台所にも立ちやしないし、甘い物はやや苦手だ。 だけど、ケーキ屋さんも母親業も馬鹿にしたりはしていないよ。
そして、ものすごく仕事大好き人間になっているぞ。 若くして何故かあなたが悟ったとおり、どんな仕事にもツライ ことはあるけれど、そう悲観することはないさ。楽しんでるよ。
あの頃よりは情熱的で素直な良い子ちゃんに育った自分に乾杯!
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