羽積風narration
…どうかなぁ?

2001年01月27日(土) 貢ぐ女について



やっと関西にも365日のバースデーテディが入って来ました!
うれしーっ。ってなわけで、これが私の誕生日のです。

*** *** ***

最近は、『松任谷由実選集・五七五』を読みました。
あの、めざましテレビでやってるコーナーが本になったものです。
なんていうか・・・やっぱり日本特有の言葉とか景色とか考え方とか
っていうのは美しいものなんだなぁと、あらためて思いました。

*** *** ***

さてさて、『男に金を貢いでしまう女』について
掲示板で少し話題になりましたが・・・。

で、私、そういう女は

『女でありながら金銭面で男を助けてやるという優越感を、
 その金で買っているのだ』

ってなことを書いてしまいましたが、
もちろんみんながそういうわけではないでしょう。

ただ、平凡な演歌の世界のように

『騙されても騙されてもつい信じてしまう耐える女』

が全てではないだろうってだけのことで。

はっきり言って、それは男の理想ですよね〜。
だいたい女性が主人公の詞でも、演歌の作詞家って男ばっかりですからね。
結局、男は『男のために耐えるケナゲな女』が好きなのかしら?(笑)
とくにオ・ジ・サ・ン。

話がそれちゃったけど、
他にもそういう女性の心理(真理)として考えられることは

『その女性にとってお金というものはそんなに大切なものじゃない』

ってこと。

誰でも自分にとって大切じゃないものは簡単に差し出すことができるよね。
そして相手の男性にとってお金というものが大変価値のあるものなら、
尚、好都合。

「こんなに大切な物を俺の為に差し出してくれるなんて、
 この女はものすごく俺のことを愛してくれてるんだ!」

って勝手に感激しちゃうでしょう。

価値観なんてみんな同じじゃないのにね。

あと他には、そのお金でなにげに上下関係を作ろうとしてるとかね。
お金って結局上下関係ですから。

二人が付き合っていく上で問題というのは必ずあります。
その問題が、どちらかにとって強く譲れないことであったり
コダワリであったりした場合にはそれで解決することですが、
どちらが妥協してもいいような問題であったりした場合、
知らず知らずのうちにできている上下関係によって決まることも
あるでしょう。

ほんとは恋愛においてはお金じゃなくて、
『惚れたもんの負け』ってのが可愛くてイイと思うけど。

お金は借りている者が上になることもありますしね、何故か。
もっといいのは、譲り合いの精神のみで解決していくことですが。

まぁ、そんなこんなで一口に貢ぐ女と言っても
いろんなことが考えられると思う。
もちろん純粋な気持ちでお金を出してしまう女性もたくさんいると思うし、
いろんな理由がごちゃまぜになってる人もいると思う。
その時や相手によって理由が違うこともあるでしょう。

でも、こうやって一つの事実に対していろんなパターンを想像するのは
文章を書く上でいい訓練になる・・・のかな?
結局、詞にしてキレイなのは一番平凡な『耐える女』なんだけどね(笑)。
でも小説なら、きっと・・・


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汐 楓菜 [MAIL] [活動記録]

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