2000年10月14日(土) |
ニュースの感情移入と八犬伝 |
たぶんほとんどの人がニュース番組なんてのは、 どこか遠くで起こっている他人事のような気持ちで見ていて、 ときどきそれを責めるような発言があったりするわけですが。
毎日毎日起こる事件をその当事者や親族の気持ちになって観てみると 悔しかったり悲しかったり痛かったり辛かったりし過ぎて、 発狂しそうになるんですけれど。どうしたもんですかね…。
現実に起こっていることだけでもリアルな気持ちで接してみれば、 これ以上ないというくらい恐いのに、 まだ娯楽としてホラーなんて分野が存在する意義もわかりません。 (まぁ、好きな人にとっては別物なんでしょうね)。
とはいうものの身近な人に関しては、 人の幸せを素直に喜んでやる余裕もなけりゃ 悩みを真剣に聞いてやる余裕もないんですけどね。
…ってなことを全部、自分の今の境遇のせいにすれば楽チンなんだろうけど それじゃこの前書いたトラウマの話と同じになっちゃうので。 結局、私個人の性格に問題があるんでしょうなぁ…ということで。 いや、開き直りじゃないんだけどね。
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昨日ね、鈴木あみのドラマ・八犬伝の最終回を観てたんですけど “人間は自分を本当に理解してくれる人が一人でもいれば生きていける” って結論だったみたいなんですけど、どうなんでしょうね。
本当に自分を理解してくれる自分以外の人間なんて、 違う感性でものごとを見てる以上は存在し得ないと思う。
逆に、本当は理解できていなくても “理解しようとしてくれている”ことさえ伝われば 生きていけるような気もしますしね。
っていうか、そもそも、なんで人に理解してもらわなくちゃいけないの? …とも考えられるよね。
“人間はみんな「自分だけは普通だ」と思って生きている” というようなことも描いていたように思うんですけど、それは納得。
でも「自分は何か周囲から浮いているんじゃないか」と常にオドオド している人もいるだろうけど、それはそれで大変だしね。
「自分は普通だ」ってある程度根拠の無い自信を持ってないと 生きていけないですよね。
本当は「自分は自分だ。周りと同じでも違っても、私はこのままでいいんだ」 って思えるのが一番いいのかなぁ…?わかんない。
いやぁ…鈴木あみの演技、悪くないよー。上手いと思う。 あの髪型もかわいかった。適度に赤くて、好き。 見応えありましたね。途中から観てたんですけど、最初から観てれば良かった。 小西真奈美が一番光ってたかな。前に“ウルルン滞在記”にも出てたけど、 ぜんぜんイメージが違って。役者さんって、やっぱりスゴイですねー!
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