昔、私がバイトしてたスーパー(個人店だった)のおはなし。
お惣菜コーナーってあるでしょ。 店長のお母さんが台所で作ってパック詰めして出してたんですけどね。 その材料に、賞味期限切れで店頭に出せなくなったカマボコやチクワを 使っちゃうわけですよ。 で、それ見て「げーっ」って思って文句言ったら 「賞味期限なんて一日や二日過ぎても普通に食べられるもんなんだ。 最近の若いもんは一日過ぎたら、ハイ、ごみ箱行きで… まったく食べ物を粗末にする」 って怒るんだよ!
まぁね、それも一理あるんですよ。 私なんかは期限時間を1時間でも過ぎたら、もう食べられない方で。 それも ちょっと過敏かなぁと思いますよ。
だけど、“賞味期限”を どう捉えるかなんて お客さま個人個人の自由じゃないですか。
それをお惣菜に加工しちゃって、 まさか中に期限切れのものが入ってるなんて わからない状態にして店頭に出すのは、 お客さまに対する冒とくじゃないかと思ったんですね。
“知らぬが仏”とか“結果オーライ”って言葉も、個人的に嫌いですしね。
で、いま考えたら、あの雪印と同じことやってたんだよねぇ…。 やっぱ世間的に見ても許せないことだったんだ。 あれが個人店じゃなくて大手のスーパーだったらねぇ 今、マスコミにチクってやったら大騒ぎになるんだろうね。ふふっ。
まぁ、スーパーに限らずだけど “内情を知ったら、もう、そこの商品は利用できない”っていう業界は多いよね。 やたらといろんな業界に足突っ込むべきじゃないです。 生きていけなくなっちゃう(笑)。
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