おなかがすいているのに気分悪くて、あまり食べられない。 こ、これは もしや夏バテってやつですか!? 自炊を始めてコンビニ弁当をやめ、ビタミン剤を服用するようになった この夏に限って、夏バテですか? あぁ今まで通りロクでも無い生活を続けていれば良かった(笑)。
夏バテなんて高3の夏以来ね。 あの夏休み40日間は水分のみで生きていた。 いや、あれは夏バテなんかじゃない。やせたくて何にも食べなかったんだ。 万一体調くずしても、学校に行かなくていいから夏休みに絶食したんだ。
なーんてね。 あれはダイエットと称して、自分の体の限界に挑戦していただけでした。 自分の体をどこまで痛めつけられるか試していた。 精神的にも体力的にも自分を追いつめることが好きで、あの頃は確かに病んでいた。 自殺願望を抱える自分に酔っている大作家先生と同じレベルだったのかも知れない。
死にたいと思ったとしたら、今のほうが深刻なんだろうな。 もうあの頃の自己陶酔じゃないから。 なにか、もっと具体的な理由があるのだろうから。
話は戻って。 いまでも、かなり自分のことは追いつめるほうですね。人のことも追いつめますが。 何か悪い結果が出たときに、相手のせいにするか自分のせいにするかで言えば ハッキリ言って、自分のせいにするほうが楽なんですよ。変な話だけど。
「私が悪いの」と言って加害者を演じているほうが 周囲は被害者扱いしてくれるものですが、そんな意図ではありません。 でも、それが見えているのは仕方ない。
また、引き摺りますねー。 高校の時の彼氏に夢の中で謝ってたりしますね(笑)。 わかりやすく言えば、 自分が浮気した場合は「浮気なんかした私が悪いんだ」と思い、 相手が浮気した場合は「ずっと惹き付けておけなかった私が悪いんだ」 と思うような、イヤな思考回路ですね。 相手が悪い!って思うこともありますけど、もちろん。 実際はほとんどの問題が両方に非があるんでしょうけどね。 “喧嘩両成敗”って言葉も、あなどれません。
余談ですが、作家って不健康で変わった人が多いけど 不健康な変人になったからといって、作家になれるわけではない(笑)。 あたりまえだ。
だけど最近は、思考回路がやたらと深いところへ行ってしまったり あらぬ方向へ飛んでしまったりする自分を(表面上だけでも) 正常なところへ戻すには、文章で吐き出す(掃き出す?)ことが必要な 気もしています。 椎名林檎は作詞を排泄と同じと表現していましたが、近いですね。 自己表現とか、自分が存在した証とか、そんなキレイなもんじゃない。
そんな感じですから今は自分の為に文章を書いている状態ですが、今日、 ふと立ち寄った本屋さんで、ふと手に取った本の、ふと開いたページの、 ふと目を落とした一行に心を大きく動かされたりして…。
自分の言葉が流通してしまうことの恐さを確かに感じました。
そうやって偶然見てしまった一言が、 良くも悪くも人の心に影響を与えるのですよね。 私の言葉で気が沈んでしまった人や、 悲しくなった人がいても私には責任がとれない。 謝ることもできなけりゃ、 このHPみたいに簡単に削除することすらできない。
…いいのか? そんな職業を目指していいのか?
「わーい!私の文章が活字になって、本屋さんに並ぶんだー!」 という素直な喜びは確かに大きいけれど。
一方で、“人を救うために文章を書く”なんて言うのも かなりおこがましいような気もします。
テレビではよく見るけれど、 問題発言なんて本当は撤回できるものじゃないですよね。
なーんてことを考える私のもとに、一通の通知が来ました。 3冊目の詩集参加へのお誘いでした。つつしんで参加させていただきます。
私の学校は国語の専門学科だったのですが、 おそろしく日本語を駆使するツワモノがそろっていました。悪い方向で。 “何をどんな言葉で言えば、相手の心が、より傷付くか” を知っている人ばかりでした。 わかりやすい低レベルなイジメはなかったけれど、つらかったですね。疲れた。
…すいません。まとまらなくなってきました。 夏バテの話が、なんでこんなところまで来ちゃったんだろう。
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