>> 逆重力 >>
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 そんな思いを嘲笑いながら、きっと泣く。  
 2004年10月04日(月)
 優しく冷たかったその手を
いつまでも探してしまうから
私はまだここから進むことができない。

忘れたくないけれど
立ち止まっていたくもない。

いつか会うことができたなら
もっと胸をはっていたい。



原動力だぁね。
目標は遠いほうがいい。

冬が来るたびに思い出す。
冷たくて、温かくて、二度と戻らない。

K,羽音の文を思い出した。

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そして僕は
どこにもない場所で君を待っている。
どこでもない場所で君を待っている。
もうすぐまた冬が来て、
この東京の街にもいつか気紛れに雪を降らすだろう。
無表情なビルの谷間に。
薄汚れた路地裏に。
ちっぽけな公園の、錆びたすべり台の上に。
やがてそれはこのささやかな世界を白で覆い、
僕の気を少し狂わせ、
そして消えてしまうのだろう。
一瞬の儚い夢のように。
たぶんその日、僕は少し駄目になる。
君に会いたくて、あんまり会いたくて、
そんな自分を嘲笑いながら我慢できずに泣くんだろう。
そうして何度も冬を見送り、年をとって、
この世界の果てまで行っても君には会えないだろうけど、
きっと見つかる。
そう、僕らはいつか、また出会うだろう。
君の孤独のそばで。

K,羽音『君の孤独のそばで』

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縛り付ける思いでありませんように。
原動力としていけますように。

いつかの君と、同じ気持ちだろうか。


『ねぇ、僕の髪は伸びて、もう肩に届くくらい。』
私の短く切った髪も、

もう肩に届くよ。



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