白痴日記
白痴



 何処かの小さな国

そこで私は幸せという物にまみれて
暮らしたい.
26の初夏の午後の妄想.

子を産み育て,夫を愛し夫から愛される.
時々は贅沢なパスタを作る.
夜は夫の腕の中で眠る.

そんな事有り得ない.
小さな私が確かに掴んでいた「当然」は崩れて久しい.


2003年05月07日(水)
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