白痴日記
白痴



 木々

学校のゴミ捨て場の木々が
見るも無惨に半分から上を切られているのです.
耳障りなチェーンソーの音とともに.

私はふと自分を失って
涙が出そうになったけれど
口をきけない者達の哀れさを噛みしめて

トラックの荷台に積まれた木々は何処へ.
お空に早く帰ることができるといいね.
身体半分じゃ痛いよね.

2002年12月02日(月)
初日 最新 目次 MAIL