ひとりごと
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2014年01月11日(土) 今年の目標

久々にひとりごとを見てみると
最後に更新したのは、ほぼ1年前…
いやはや、文章を書くことから遠ざかってしまったな

毎年、年が明けると早々に「今年の目標」を張り切って打ち立てる
しかし、寒さが緩む頃にはすっかりそんなこと忘れて過ごしてしまう
そして、年末になると「あ〜。今年の目標は全く達成されなかった」
と、後悔するのだ。虚弱な意志である

ここ最近、目標としてあがる項目で
「1年で100冊本を読む」がある。もちろん、達成されたことはない
さて、今年も懲りずに100冊読破を掲げるか…
でも、年末の「やっぱりダメやった」感をこれ以上増やしては良くない
成功体験こそが自信につながり、成長できるのではないか?

…などとぐだぐだと考えていると、いったい目標って何なのだ?!
と、根本的なことにも疑問が湧いてきそうなので
あまり深く考えるのはやめにしよ

達成できたらええなぁ…と、まるで他人事のような気持で
今年の目標をいくつか書き出しておこうか。いちおう

◎本をできるだけたくさん読む(読んだら一言、感想をひとりごとに書き込む)
◎面倒な事を先にする(これは、家族で書初めした時に書いた)
◎トップロープはしない(クライミング中に「怖い」と言わない!)

で、早速。今年に入って読んだ本の感想。
1)誰でもよかった/五十嵐貴久
あまりの残忍な描写で、内容の印象が薄れてしまった
タイトルは、二重の意味があったんだ〜。と最後に納得
登場した交渉人が出てくる他の物語があれば読んでみたいな

2)復讐/タナダユキ
過去に暗い過去を背負った教師と高校生。2人の視点で進んでいく
読み進むと2人の過去が明らかになってきて、ぐいぐい物語に引き込まれた
主人公の高校生が、これから先どうなるのか続きを見たいな…

3)逆回りのお散歩/三崎亜記
ちょっとわかりにくいお話だった
けど、この作者が書くお話は、全体的に繋がっていて
まとめて読んでいくと世界が見えてくる
今の世の中と、同んなじようでいて少しずれてる世界
現代の様々な問題を暗喩してるような?

4)コロヨシ!/三崎亜記
架空のスポーツ「掃除」を巡って成長していく高校生たちのお話
登場人物が魅力的。本当にあるなら、掃除という競技を是非とも見学してみたい!

5)移された顔/帚木蓬生
普通の物語かと思ったら、戯曲だった。
顔に傷を負った人が、顔の移植を受けるという話で
全くの架空の物語かと思ったら、本当に顔の移植って行われているらしい
手術やら病院の描写が細かいと思ったら、作者は現在お医者さんとのこと
顔が移植された人の体は、いったい誰のものなんだろう?
移植の倫理的な問題を考えさせるお話


momokura |MAIL

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