部長motoいっぺい
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2006年10月01日(日) 球史に残る名ゲーム

日本ではあまり大きく報道されていないようだが、今日のミネソタ・ツインズとデトロイト・タイガースの地区優勝をかけたそれぞれのゲームは、おそらくメジャーリーグ史で語り継がれるものだと思う。

タイガースはカンサスシティ・ロイヤルズと、ツインズはシカゴ・ホワイトソックスとそれぞれホームで対戦。時差の関係からタイガースのゲームが先に始まった。ツインズが地区優勝するためには、自らが勝つとともにタイガースが負ける必要があったが、ツインズのゲームが始まったときには、タイガースが既に6対3でリードしているとの表示だった。その上、1回の表にホワイトソックスにあっさり1点を先制されてしまった。

しかし、ツインズの先発は苦しみながらもなんとか4回まで初回の1失点のみでかわし、4回裏にトリー・ハンターの2ランなどで一挙3点を奪い逆転。しかも負けていたロイヤルズがタイガースを逆転したとの表示がなされ、ツインズファンで埋め尽くされたメトロドーム内の熱気は最高潮に達した。

その後、タイガースも粘りを見せて同点に追いつき、デトロイトは延長戦に突入。後にゲームが始まったツインズの勝利が先に決まるという状況になり、その後はドーム内の大型ビジョンでタイガース戦をテレビ観戦。当然ながら、誰もがロイヤルズを応援し、メトロドームに「レッツゴー・ロイヤルズ♪」の声がこだました。

11回裏の1アウト満塁の好機を逃したタイガースは、12回の表にロイヤルズに2点を入れられ万事休す。見事、ツインズがアメリカンリーグ・中地区の優勝を決めた。

また、ツインズのモウワー(地元出身)が4打数2安打と活躍し、5打数1安打に終わったヤンキースのジーターを振り切って首位打者を獲得。

ツインズファンにとっては忘れられない1日となり、そしてその空間を共有できた僕も非常に幸運だった。


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