部長motoいっぺい
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2004年07月12日(月) |
スパムメールのフィルタリング |
先月末の休暇前のこと。東京から、とある荷物の送付先の調査を依頼されていたので、調査の上Eメールで回答をした。ところが、休暇明けになって「先日の件ですが、調査状況はどのようになってますか?」との督促メールが入る。先方が忙しいのはよく分かっているので、「何らかの理由でメールが届いていないか、もしくは間違って削除されたのでは?」という穏便なコメントをつけて、先月末に送ったメールを添付ファイルとして再送した。
ところがその2日後、「連絡をいただけないというのは、先方との間になにか問題が発生したのでしょうか?」という問い合わせを受け、これは何かおかしいと思って、電話連絡に切り替えた。するとやはり、先月末のメールも、二日前のメールも受け取っていないという。
いろいろ試してみたところ、HTMLだと届かないがTEXTだと届いたり、返信や転送だと届かないが、メールの新規作成だと届くことが判明。また、こちらのサーバーの問題でないことを切り分けるため、僕の個人アドレスにメールを転送してから、再度東京に転送したところ、やはりメールは届かない(先方が受け取らない)ことなどが判明した。
結局、東京サイドのサーバー管理部署に詳細の調査を依頼したところ、どうやらスパムメールとして僕のメールが削除されていたということがわかった。
つまり、 ・「賭け事に関する単語」がある、かつ ・".com"という単語がある という条件を満たすと、カジノからの広告メールとして、エラーメッセージ無しでメールを削除するようになっていたらしい。
今回僕が送ったメールの中には、メールを送った用件である、荷物の送付先住所が書かれており、その通りの名前が「賭け事に関する単語」を使っていた。それに加え、僕の業務用メールアドレスである "@abc.com"(注:ABCネットワークではない(笑))をフッターとしてつけていたので、先方のサーバーが誤ってはじいてしまったらしい。
フィルターがなければ、毎日山のようなうざったいスパムメールを受け取ることになるのだろうが、今回のようなエラーメッセージなしでのメール不通も大いに困り者である。
なお、今回の事例をうけ、フィルターのロジックを変更してもらったことは、言うまでもない。
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