部長motoいっぺい
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今日の夜は、嫁のつてで、Wさんという方のお宅にお邪魔してきた。 Wさんは今年の夏に赴任したばかりの方で、奥さんとウチの嫁とはトールペイントの教室でご一緒しているらしい。また、研修生のYくんの奥さんも一緒にトールペイントを習っているので、今日は、Wさん家に、Yくん一家と我が家がお呼ばれする形になった。
Wさんは日本の大手メーカーからの派遣エンジニアで、僕の会社とのつきあいは直接的には無いとはいえ、製品の納入先を通じて実質的にはわが社がユーザーという形になるので、男性陣は仕事の話が多くなった。
仕事の話自体はメーカーのエンジニアの話を聞けてとても面白かったのだが、気になったのはYくんの自分の会社に対するスタンス。
とかく自分の会社のことを悪く言い、「よかったらWさんの勤めるメーカーで雇ってもらえませんか」とまで言うYくんに、ちょっと違和感を覚えた。
確かにわが社には改善すべき点が多々あり、そのこと自体は否定しないのだが、他社の人の前で自分の会社を悪く言うことには、僕は首を傾げてしまう。自分の会社の批判は、自分の会社に向けて行うべきであり、他社に「宣伝」すべきことではないというのが、僕の考え方である。なぜなら、自分の会社(および製品)を悪く言う人がいる会社の製品を、僕は買いたいと思わないからだ。
Yくん自身は、とてもよく頭が回る人間で、今後ウチの会社の中でも重要な役職につくことを期待されていると思うのだが、その優れた分析能力を間違った方向に発揮してしまうと、彼の今後の処遇にも悪い影響を与えるかもしれないと、人事ながら少々心配になった。
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