部長motoいっぺい
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2003年08月16日(土) いざ出発!/イエローストーン&グランドティトン旅行1日目

本日、「キャンピングカーで巡るイエローストーン・グランドティトン国立公園6泊8日の旅」(企画・販売:駐在2号。ツーリスト有限会社)に出発。

キャンピングカーを借りる手続きは、午後1時から。
朝一で電話して、午前中のピックアップをお願いしてみたが、やはり1時以降とのこと。
どうやら、今朝返却されるキャンピングカーを清掃・整備して、僕たちに引き当てるらしい。
こうなると、「レンタカー」というよりは、「ホテル」の手続きに近い。まあ、実質ホテルみたいなものなのだが。

では、行ってまいります。




キャンピングカーを借りる場所は、家から約30分車を走らせたところにあった。貸し出しは午後1時からとのことだったので、ちょっと早めの12時40分頃にレンタルショップに到着。しかし、まだ準備ができていないとのことだったので、とりあえず取り扱い説明用のビデオを見せられることに。ビデオは約20分程度だったのだが、終わって振り返ると店員が誰もいない・・・。

外に出てみると、なにやらキャンピングカーの中を清掃している様子。結局1時半頃になって手続きを始めることができた。その後、書類手続きや使用方法の説明などがあり、ようやく借り出せたのが午後2時半。


【今回借りたキャンピングカー】

一旦家に帰って大急ぎで荷物を積みこみ、家を出発したのが午後3時45分。
この時点で僕の見込みより15分遅れ。初日キャンピングカーを泊める、アイダホ州内の遊園地にあるRV Parkのチェックインは午後9時までで、ぎりぎり間に合うか間に合わないか、というところ。フリーウェイを東へと、ひたすら車を走らせる。

ところで、キャンピングカーの乗り心地なのだが、はっきり言ってよろしくない。原因の一つは騒音。騒音の種はエンジン音と、室内の調理器具などが発するカタカタ音。助手席の嫁と会話をするのも、いつもよりも大きな声でしなければならない。

もう一つの原因は、車の絶対的なパワー不足。車を走らせる部分は、普通のピックアップトラックと同一であり、それに重たい「家」をくっつけたのだから、考えて見れば走らなくて当たり前。峠越えの急坂などは、45マイルを出すのがやっと、ということもあった。

ともあれ、車は東へと向かう。

途中、広大な荒野を走り抜ける。
息子は、「砂漠だ!」と騒いでいたので、「荒野」という言葉を教えてあげる。それにしても、本当に何もない。今更ながら、アメリカの広さを実感する。


【荒野をひたすら駆け抜ける】

車を3時間走らせたところで、嫁と運転を交代。僕は基本的には運転することが好きなので、少々のロングドライブならば休憩をとりながら自分で運転するのだが、何しろ今回は長丁場。嫁の助けを得ることにする。
驚いたのは、嫁の運転が上手になっていたこと。日本にいた時はほとんどペーパードライバーだったのだが、アメリカに来て二年間、距離は短いながらも毎日運転していると上手になるのだなぁと、感心する。

小一時間車を走らせた後、暗くなってきたこともあり、再び僕と運転を交代する。

目的地近くのフリーウェイの出口を出たのが、午後8時45分。
案内図によると、フリーウェイから15分ほどの距離にあるとのことだったので、ギリギリセーフと思ったのだが、行けども行けども目的地らしきものは現れず、そのうち街を離れて、細い真っ暗な道になってしまったため、行き過ごしたのかと思いUターンをするが、やはり見当たらない。

同じ道を再び戻り、結局最初にUターンをした場所から、30秒ほど車を走らせたところで、遊園地の明かりが見えてきて、おおいに脱力。。。

キャンピングカーを泊めるRV Parkは、遊園地の駐車場に隣接しているとのことだったのだが、暗いこともあり、これまた見つからない。さんざんウロウロした挙句、午後9時半頃、ようやくRV Parkに到着。

事務所はすでに閉まっていたのだが、キャンプサイトはあらかじめ指定されていたので、暗い中、その場所を探す。
それらしきところの近くに車をとめて、ウロウロしていると、キャンプ場のおじさんらしき人が来たので、場所を聞いてみると、

「君が車をとめているところで良い」
と言う。
僕は「通路」に車をとめたつもりだったのだが、どうやら通路を兼ねたキャンプサイトだったらしい。

その後遅い夕食としてカップラーメンを車内でとり、その日は早々と就寝。


【キャンピングカー内部】


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