部長motoいっぺい
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2002年10月18日(金) |
ラスベガス旅行記(マジックショー編) |
カジノで10ドル稼いだ僕達は、とりあえず子供を託児所からピックアップしてホテルに戻った。 その夜は、ランスバートンのマジックショーがあるため、娘を昼寝させておく必要があったからだ。
ここ連日歩き詰めだったこともあり、娘は親の目論見どおり昼寝をしてくれた。
マジックショーは午後7時から始まった。
専用の劇場に入るところで記念撮影。特に買うつもりはなかったが、断わるのも面倒だったので、とりあえず写真だけは撮ってもらった。
座席は前から4列目のやや左側の絶好の位置。早めにチケットを買っておいた成果だと思う。
ショーは手先を使った古典的なマジックから始まり、徐々に大仕掛けのものになっていく。ステージ上の美女を抱き寄せてマントでくるんだら、その美女が消えてしまうマジックには大人の僕も本当に驚いた。 ↑Do it again!という掛け声が客席の子供から出たくらい
ショーの中ほどで、「4−5人」の子供達の募集がランスバートンからあった。客席からぞろぞろと10人くらいステージに向かったため、僕は息子と娘に「行っておいで」といって送り出した。
結局ステージには15人くらいの子供達が上がった。 子供達は一列に並ばされたが、息子と娘は遅れてステージに上がったため、最後尾だった。 息子はちょっと緊張がちの顔をしていたが、娘はニコニコとしていた。
子供達をステージに呼んだのは、かごに入った鳥をハンカチで覆い、その外側を子供達の手で塞がせて、鳥を消してしまうというマジックを行うためである。 15人もいると、小さなかごにみんなの手が伸びず、ウチの娘はかごの周りの子供達の輪に入れずにいた。
するとランスバートンが、
「キックして中に入っちゃえ!」
とウチの娘に軽いジョークを飛ばした後、彼の近くのスペースに彼女を呼んでくれた。 ランスは子供達に囲まれた鳥かごの中の鳥を消すマジックを行い、子供達は皆、不思議そうな顔をしていた。
ランスバートンから子供達の協力に対するお礼があり、子供達は解散となった。 彼の一番近くにいたウチの娘は、またもやステージから降りる子供達の最後尾となった。
すると、ランスバートンはウチの娘に声をかけた。
「What's your name?」
すると娘は堂々と、
「My name is HANAKO!」(仮名)
と答えた。 さらに、
「How old are you?」
という問いかけには、ニコニコしながらで指を4本差し出した。 ランスバートンが冗談で、
「Are you married?(結婚してるの?)」
と問い掛けたところ、娘はその意味がわからなかったらしく、
ニコニコ笑いながらうなずいた!
この時点で、会場は大ウケ。
ランスバートンは、娘の横に兄が立っていたことを覚えており、兄の名前を彼女に尋ねた。
彼女は、
「His name is TATSURO」(仮名)
と大きな声で返事をした。 ランスバートンは息子の名前を繰り返し、ステージに来るように息子に呼びかけた。
これはあまり知られていないが、アメリカ人は「ツ」の音が発音できない人が多い (例:マツシタはマシュシタとかになりやすい) ウチの息子の名前には「ツ」が含まれており、ランスバートンは息子の名前を上手に発音できなかった。
すると、娘はランスバートンに向かって、
「NO! Ta-"TSU"-Ro!」
と発音の指導をした。 (娘の発音も、日本語の発音じゃなかったけど・・・)
娘に指導されたランスバートンは、もう一度息子の名前を言い直した。 すると、
「NO! Ta-"TSU"-Ro!」
と、再度指導した・・・(汗)
この時点で、会場は爆笑。
そうこうしているうちに、息子がステージに上がった。 息子も名前と年齢を聞かれて、無事に答えることが出来た。
その最中、ステージ上の娘はというと・・・
一人で陽気に踊っていた(笑)
それを見たランスバートンは、息子に向かって、
「Does she drink?(彼女お酒飲んでるの?)」
とツッコミをいれ、会場の笑いはさらに盛り上がる。
ランスバートンはステージにあがった息子の後ろ襟元に、紙テープの細工をしかけ、襟元から次々と紙テープが出てくるマジックを披露してくれた。 マジック自体は他愛も無いものだったが、もちろん息子と娘にとっては目前で繰り広げられるマジックに驚きを隠せない。
特に娘はマジックが終わったあとも、兄の襟元を覗きつづけ、これまた会場の笑いを誘っていた。
最後にマジックセットをプレゼントされ、ランスバートンとウチの兄妹の3人でポラロイドで記念写真をして、子供達は客席へと帰ってきた。 同時にデジタル写真も撮影したが、これは数ヶ月の間、開演前のスクリーンに映し出されるものらしい。 (数ヶ月の間にランスバートン・マジックショーに行く機会があるかたは、10月9日の「出演者」として映し出される日本人顔の兄妹がウチの子どもたちです。見てやってください(笑))
いやぁ〜、笑った笑った。
【おまけ】 いい記念になったので、おもわず入場前に撮った記念写真を買っちゃいました!
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