部長motoいっぺい
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2002年07月17日(水) 為替レートと駐在員

海外駐在員にとって、円高は敵である。

最近は1ドル=115円にまで達しており、看過できない状況にある。
↑看過できないって、何か出来るの?というツッコミあり・・・(汗)


会社によって、海外駐在員の給与体系はずい分と異なると思うが、僕の会社の場合僕の月々の給料はドル建てでもらっている。
そのことだけを見れば為替の変動は関係ないのだが、問題は赴任時に日本から送金した額である。

僕の勤める会社においては、駐在員に対して車を支給するという制度はなく、あくまでも自分で購入しなければならない。
しかしながら嫁の分も含めて車を購入するとなると、かなりのまとまったお金が必要となるため、会社が赴任する駐在員に対して車の購入費用を無利子で貸し出してくれる制度はある。

確かに無利子はありがたいのだが、問題はこのお金を日本円で受け取ることにある。


例えば車の購入費用として200万円借りたとしよう。
それをそのまま米ドルに僕が赴任した時のレートである「1ドル=125円」でアメリカに送金したとすると、

200万円=16000ドル

となる。



帰任時にこの16000ドルを、例えば今のレートである「1ドル=115円」で日本に戻すとなると、


16000ドル=184万円

にしかならず、自分の意思とは無関係に



16万円!

の為替損が発生してしまう。



赴任時よりも帰任時が円安であれば、ホクホクいいながら帰れるのであろうが、逆になるとエライ損をしてしまう。


そんなこんなで為替ディーラーでもないのに、毎日為替レートが気になるのだ。


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