部長motoいっぺい
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2002年02月28日(木) |
赴任準備(嫁の最後の休息) |
引越し準備をあらかた終え、嫁は子供とともに実家に一週間ほど帰省した。
僕は、昼はと言えば業務申し送りや諸手続き、夜はと言えば歓送会が続き、とても休める状態ではなかったので、東京に残っていた。
買って二年目の車は、ちょうど車の更新時期がきていた嫁の実家に買い取ってもらうことになっていたため、土曜日に車で嫁の実家まで車を走らせた(所要約5時間)。 僕も少しは休みたかったのだが、次の日も予定が入っていたため、嫁の実家に着いてすぐに嫁と子供とともに新幹線で帰京するというハードスケジュールだった。
嫁の実家は嫁の祖母と両親が3人で住んでいる。 出発の日は3人とも感傷的になっていたようで、
「旦那さんが来ると、すぐにいっちゃうのね(半泣)
という状態だったらしい。
そうとは知らない僕は、帰りの新幹線の混雑状態ばかりが気になり、嫁の実家滞在時間30分という最短記録を樹立して娘と孫を連れ去る
「大悪人」
になってしまったようだ。
新幹線のホームへは、おばあさんとお母さんが見送りに着てくれた。 お母さんは僕にだけそっとこうささやいた。
「あの娘は頑張りすぎるから、頑張りすぎた時にはちょっと止めてあげてくださいね。」
お母さん、婿はしかとその言葉受け止めました。
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