都民的お祭り、走ってきました〜
いやー。楽しかった。
天候とか最悪だったけど、無事ゴールしましたよ。
「おめでとう〜 タイムは五時間四十四分だって」
そう教えてくれたのはテレビにかじりついて、携帯の追跡システム見ていた私の母親でした(笑)
以下、本日の流れです
(かなりの長文になりますので注意。そして画像はこちら)
今日は朝五時に起床して、ぼーっとしながら勝負服に着替えて、ジャージを羽織って準備万端。
朝ごはんを食べてから、余裕をもって出発しました。
いつもより時間に正確になっている私に相方はというと。
「すっごい楽しそうだよね」
ええ、楽しいですとも。同じくらいの緊張もあるけれど、お祭りは楽しみですとも。
静かな休日の朝、私の終始テンションあがりっぱなしです。
ちなみに今日の相方は私の荷物持ち&お迎え役です。
電車で都庁前駅で降りた私と相方。
すでに出口規制がかかっているため、ここで勝負服をお披露目することに。
今回はオードリー春日カラー(笑)で決めてみました。
ついでに走るのに必要なものをピックアップ。
汗をかくので首にはタオルを巻き巻き。
寒さ&雨しのぎにパーカータイプのレインコート(ポケット付き)
足にワセリンを塗って靴ずれ対策。
長丁場になるので、スタミナが切れにならないようウエストポーチの中にはゼリー状のエネルゲンとバランスアップ数個、プルーンを少々入れておきました。
あとは携帯と少々のお金を入れて、時計を確認したらもう臨戦態勢です。
荷物をお願いしたら、相方とはしばしのお別れです。
地上に上がると……
見えてきましたよ〜都庁が。
あの凹スタイルがもの重しくお出迎えです。
すでに人はあふれてます。撮影カメラもちらほら。
時間は八時をまわり、ランナーたちの大移動が始まっていました。
というかトイレがめっちゃ混んでいる!
スタート前に一度行っておきたいんだけどなぁ……
一応並んではみたものの、あまりの多さに断念。
決められた場所に行くことを優先し、走ってる途中にトイレに行くことにしました。
とはいえ、実際のスタート時間までまだ三十分以上あるんですよね。
なので集合場所であるKゾーンに着いてからは携帯のプレーヤーで音楽を聴いてました。
そしてゆずの「シシカバブー」でテンションを上げたところで号砲が。
打ち上げられた花火に周りにいた約三千名のランナーたちも拍手です。
ゆっくりと左回りの渦を描きながらスタート地点へと向かいます。
って……え?
スタートラインまだ先なのに走るんですか?
周りの皆さんが気合い満々なのにすごい驚き。私も軽く足を運びながら、流されないよう、歩きながらスタート位置に向かいます
沿道にカメラがいっぱいだぁ、と思いつつ。スタートのゲートに近づいていくわけですが。
スタートの先、ふと見上たら石原都知事がいるじゃありませんか。
うわー。こんな近くで見たの初めてかも〜
って思っていたら、スタート地点でストップウォッチ押すの忘れちゃった。
しかも気がついたのが、走って一キロ進んでからだったりして……
まぁ、いいや。
気を取り直しつつ、二キロの地点からタイムを計る事に。
ゆるやかーな下り坂を自分なりのペースで走っていましたが。
私の目は沿道にあるトイレ表示を必死に探していました。
だって、やっぱ一度は行っておかないと不安なんですよ。
前を走っていた白鳥ランナーに別れを惜しみつつ、比較的空いているのを選んだのですが、結局時間くわれたー(泣)
なので三キロから四キロまでのタイムは凄まじく遅いです。
慌ててペースを上げてはみましたが、五キロ関門を制限時間十五分前に突破するという恐ろしい事態に。
うわ〜ペース上げねばっ!!
ということで、そこからはキロ六分半〜七分ペースをひたすら保ち続け。
竹橋のあたりで「あ、皇居だ〜」と二週間前を懐かしみ。
日比谷で十キロ通過。ここで写メを送ってみる
品川の往復、目の前で人が倒れているのを見て超ビビってしまいましたが。
(あとで松村邦洋さんだと知って驚。無事でよかった〜)
十七キロを超えた時点で雨が降って、レインコート活躍。
二十キロ、無事銀座に入ってからエネルゲンを補給。
パワーチャージが効いたのか、二十六キロあたりで片山右京さんを捕らえ抜いてみる。
二十七キロちょっとでやってきました雷門。ばっちり撮って写メを送りました〜
ちょうどその頃に午後一時を知らせる音が腕時計から聞こえ、ゴールまで行くぞ、と決心新たに走り続け三十キロ。
ペースはキロ八分まで落ちたけど、ここまできたら……と、根性でそこから五キロを走ってみる。
三十六キロ先の上り坂は辛くて歩きましたが、ここまできたら止められない(?)すでにランナーズハイが降臨してます。
そして三八キロ……
「あれ?」
後ろについたゼッケンに水道橋博士の文字がっ。
周りに春日カラーをまとったお付きがいなかったせいか、思わず「ファイト」と声をかけてしまいました。
じわじわと押し寄せる腿や膝の痛みに耐えつつ、うねる坂をのらりくらりと超え、歩き走りを繰り返し。
ようやく三九キロ到達。気力だけで写メを送ってみる
(気がついたらサンキュー表示だとあとで自分に突っ込みつつ)
二〇キロから先は走るより歩いている人が多かった気がしますが四十キロを超えてからはまた走る人がぽつぽつ。
ええっ! と驚いたのはたしかこの辺。
だって、抜いたはずの右京さんが前にいるんだもん。
いつ抜かれたんだ? と疑問に思いつつ、それでも必死にゴールを目指し。
四一キロ過ぎに芸能人をひとり抜き(あとで須藤元気さんだと知る)
ゴールゲートは目前!
それは本当に、ゴールまであと一五〇メートルって時でした。
何かがぶちんって切れたような剥離感覚が。
うわ。これ絶対皮むけてるよ〜
直感で思いつつ、でもここまできたらやるしかねぇだろ的な感じで、さらにペースを上げる私。
見事ゴールゲートをくぐりぬけました〜
完走直後はもう「やった」な気持ちでいっぱいで。
なので、やっぱり腕時計を止めるのを忘れてちゃったけど……
それでも楽しかった。
今回は思ったよりも体力が続いたことに自分自身驚いてます。
試走とか、栄養補給のタイミングがよかったのかもしれませんね。
今は上半身は元気だけど、足は腿が痛い痛い。固まるしバキバキです。
足の豆がひどいですが、靴を履かなければ特に痛みは感じません。
でも、貰ったメダルを見るたびに満足感があるのは確実でして。
来年は応募しようかどうか迷っているけど、この充実感はフルを走らないと味わえないような気がします。
参加して、本当に良かった。