冬至の日本番(?)
ってことで、行ってきましたよ〜♪横スタ。
去年とまったく同じなのにびっくりしましたが。
ま、リベンジな私にはふさわしい場所だったのかもしれません。
とにもかくもゆずを聴きながら、「GO!よーこーはーまー」な気分で電車に揺られて行きましたよ〜(この時からもうテンションがおかしかった)
着いた時はすでに開場から二十分は過ぎていたわけですが、
入口からして人、人、ひと。
ステージ周りは朝から頑張った人がすでに陣取っておりました。
まあね。この辺は予想してたことですから驚きではない。
どっちかというと球場に入ってすぐ目の前に北川さんのでかい顔があったこと(!)に驚いた。
スタンドの電光掲示板に前回のライブDVD流してるんだ〜
おおっ、と思いつつ、ひとまずは(すっごい後ろでも)二人が平等に見えるあたりの席をGET。
今回はちゃんと一人一席なので、地べたに座って足の踏み場もなかった一昨年と比べたら雲泥の差です。
目の前の人の頭を気にすることもないし、どんなに後ろの席でも二人の姿がばっちり見えるし。
何よりもBGMつきなのが嬉しい。
やばい。待ち時間からしてすっごく快適なんですけど。
何だかのほほーんとした気持ちで買ってきたおにぎりをついばんだりしながら、周りの人の様子も何気に観察してみたりする私。
今回はフリーライブ、路上の延長ということもあって三脚付きカメラをセッティングする方が多いです。
そしていつもながらファンがカラフルです。
岡村ジャージーはもちろんのこと、それに独自のデザインをつけて進化させる人(あっ、イノセント・ユズみっけ)、サンタさんもいれば赤青ツナギさんもいて面白い。
普通に私服で来ている人も、さりげなくイエローやグリーンカラーをまとったり、手造り「ゆず」をつけてたりするんですよね。
このへんを「手作り感」とか「素朴さ」とかで表現するのが妥当なんでしょうが。
最近の私はこういうのを見てしまうと「ディズニー」に似たものを感じてしまいます。
某テーマパークに入っちゃうと、その国の住人気分になっちゃうという現象。
キャラ達と一緒に楽しみたくて、そのためにちょっとコスプレしたいなあ、みたいな。
(おかげでお金に羽が生える)別の意味で恐ろしい現象というか……(笑)
まぁ、それ自体がどうとか言うつもりもないですし、私も「ゆず」つけたこともありますし。
皆が楽しければそれでいいんですよ。
でも不思議なことにそれにハマるのは女性が多い気がします。
あとは小さなお子様たちかな?
まぁ、男性は立場や事情があるんでなかなか一線は越えられないのかもしれませんが。
ある意味、ゆずのライブもファンタジーだな、と思う今日この頃な私なのです。
まぁ、そんなこんなで二時間ちょっとを過ごしながら待っていたわけでして。
電光掲示板が三回目の「春風」を流したところで音がふっと途切れます。
しばしの間の後、再び音楽が……
って。宇多田ヒカルですかっ。
「イノラヴ」主題歌を背負ってステージに上がってきたのは「スタっフ〜」なお二人。
ライブの注意事項を含めた前座をやや時間押し気味に聞きまして。
舞台からハケましたら、いよいよ真打ちの二人が登場。
気がつけば外野の扉が開いているし。
これはもしや……な感じでみていたらやっぱり。
ゆず、リリーフカー(?)に乗って登場。
あれ? どっちかがハコ乗りしてません?(って思ったら岩沢さんの方だった)
二人が車から降りてステージに上がって、観客のボルテージも絶好調!
北川さんの一声でいつもの垂れ幕、そして何故が布にダイブ、岩沢さんとも固く握手したところで。
「冬至の日ライブ2008」スタートです。
贈る詩
北川さんのガニ股バンザイが変、って思いつつ。
いつものハモリと軽やかさ。唄っている二人が一番ノリノリな気がする。
冬至は「ゆずからの贈りもの」ってことから贈る詩?
人間狂詩曲(ラプソディー)
珍しい素っぴんver.
サビの部分で近くにいたお子ちゃまが一生懸命歌ってました。
狂詩曲←この字面がなんかいい。
眼差し
こちらもアコギバージョン。
もとがバンドサウンドだからどうなるのかな〜と思っていたけどテンション変わらず。
「うるせぇ!」のあとの掛け声が気持ちいいのです。
使い捨て世代
ライブでは初お披露目の曲。
皮肉った歌詞を軽くさらっと唄う感じが素敵。二人の掛け合いもいいなぁ。
デジカメでばっちり永久保存版にさせてもらいました。
以上
北川さん作詞作曲だけど、岩沢さんがメインボーカルな名曲。
岩沢さんの声が伸びて、もう最高。
歌詞も切なくて、北川さんのハモリも響いて「ゆず」の「揺るぎない部分」を見せつけられたぁ。
電池の都合でこの曲を撮れなかったのがすっごく悔しい。
でも、曲が終わって「以上」としめくくる二人に笑ってしまいましたわ。
シシカバブー
「バンド曲を二人だけでどこまでやれるか」と挑戦した曲のひとつ。
最初のホーンは北川さんがカズーで代用してました。
カズーを見たときはうっかり「連呼」?と思ってしまった私。
サビの部分ではさっきのお子ちゃまが頑張って踊ってました。そして私も手だけ振りをつけてみたりして……
Yesterday and Tomorrow
「バンド曲を……」を連投。
ライブだと手拍子がつくはずなんだけど、今回はまちまち……というか戸惑っていたというのか。
でもしっとりと聞かせてもらいました。
曲が終わったあとの北川さん、「うりゃっ」って何?
うまく言えない
続けてしっとりラブソング編。みんな聞き惚れていたかもしれん。
行こっか
密かに「やった!」と思ったお気に入り曲。
単調でシンプルなんだけど、声が突き抜ける感じがたまらないんだ。
王道フォークを行くこの曲は屋内より路上とか屋外で歌う方が向いている気がする。
友達の唄
うわ。ずるいよこの選曲。現実に帰りたくなくなっちゃうじゃないか。
でもどっちのパートを歌おうか、で悩むよね。
少年
「今年もありがとうね〜」な前置きで始まったこの曲。
指をくるっとさせて「まわってるぅ♪」がもう定番ですね。
それにしても北川さん。YUZUで「ロケ弁がまずかったときのように」って……それは実話なのでしょうか?
真相はいかに?
ワンダフルワールド
二人でこの曲やるとどうなるのかな、って思ってたけどとんでもない。オケなしでも心にがつんときました。
せっかく唄に聞き惚れていたのにな。
最後みんなで唄うところで「おまえの『進め』は『すずめ』に聞こえる」といった相方の言葉がうっかり浮かんでしまったわ。
夏色
オオトリはお決まりの曲。
曇天が功を奏したのか「1,2,3」のフラッシュver.を初体験。おかげで球場にクリスマスイルミネーション状態。
「もう一回」は二回。「スタジアムにも色々事情があるんだよ!」のあと、北川さんのさりげなくこぼした「大丈夫かな?」の一言に思わず同調してしまったよ。
でも結局は長いものに巻かれてゆくんだよね。
蛍の光〜てっぺん
「蛍の光」を演奏している時はちょっとさみしいけど、でも演奏している岩沢さんに惚れぼれしてしまうのです。
気がつけば「イノラヴ」の中野P、浅野さんが会場に来ていたみたいですね。
「てっぺん」は一緒に歌っていたけれど、最後はゆずにお返ししました。
MCでは二人ともいろいろはっちゃけてましたよ。
北川さんはドラマから解放された反動なのか、すごい楽しそう。
まさか「きよかぁ〜」が聞けるとは思いもしなかったし。
でもって意外だったのが岩沢さん。
ライブ中もいつも落ち着いているはずなのに、今回はテンション上ってる感が見えたんですよね。
唐突に「ドラマお疲れ〜」と言ってみたり。
「リーダーに話しかけないで下さい」と言った後、「やべえ、キャラ作ってなかった」とうろたえたり。
そしてステージ前にいたファンの質問
「何飲んでいるの〜」
「しょうが湯」と北川さん
「岩ちゃんは?」
「芋焼酎」(言ったのはたしか北川さん)
嘘だって分かってるんだけどね。
でもありえそうで、らしいって感じで。
いやいや、楽しかった。
それでも最後、ホームベースで止まって球場に頭を下げる二人に心がとってもあったまりました。
最後に。
ライブ終了後、自分のゴミを置き去りにした大人を見つけ、同じ大人としてとても恥ずかしく思いました。
それと同時に、何も言わずにゴミを拾った通りすがりの高校生をとても尊敬しました。