六番目の小夜子。
恩田陸さんの本です。
前にNHKでドラマ化されてたんですよね。
好きな俳優さんが出てたんでチェックを入れてたんですけどね。
当時、私は見ることがあまりできなかったので、イマイチ内容が不完全燃焼でした。
そしたら今日、図書館にあるではないですか。
ふらふら〜って感じに手を取り、借りてきました。
ドラマでは学校に伝わる伝説の「サヨコ」を探そうぜ!みたいな探偵のノリって感じでしたが。
原作はちょっと違った、しかもあとがきで気がついた。
これってホラーだったんだ……
言われてみればそうなんですがね。
ネタバレになりますが、ちょっと怖いです。
でもその怖さは人の心理をついた結果であって、生々しいのは途中と最後の方だけ。
主人公がハッキリと決まっているわけではないので、最初読むのに困惑しますが、慣れると気にならないかと思います。
文化祭の「呼びかけ」は秀逸です。
読んでてドキドキします。
とりあえず今日のおすすめ本ってことで。
2006年11月21日(火)
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