今日の天気は晴れ、のち雨、だなぁ・・・
昼間はいい天気だったのにね。
昼。
空はこんなに青いのに
風はこんなに暖かいのに
太陽はとっても明るいのに
どうして仕事してるんだろう?
って思っちゃった。
まぁ、順番だから仕方ないけど。
今日はね、沈みがちなんだな。私の気分。
だから気分転換に日記を書こうと思ったんだけど。
何を書こう?
沈んだ理由はね、この先の人生について考えたせいなんだけど。
書くとあまりにも沈むからやめときます。
うん。気分転換。
ってことで。
あ、そーだ。
今日は家について話をしよう。
私のお家(実家)ね、私が小学校の時に建てたものなんですよ。
親父さまが大工をしててね。
昔住んでいた家がかなり老朽化してたのと、家の裏の崖が崩れ始めたってのもあって、近所に家を建てようって話になったんですよ。
んで、家を建てるにあたって。
まずどんな部屋が欲しいのか聞かれましてね。
まぁ、専門職だから。
規定に反しなければ何でもOKってことで。
私は洋室に憧れたから「じゅうたんのある部屋がいい」って言って。
作ってもらいました。
で、親父さまはとゆーと、階段周りを吹き抜け状態にしたかったらしくて。
作っちゃいました。
さすが職人。
それから。
みんなの「わがまま」のつまった設計図を基に家を建てたわけなんですが。
今でも記憶に残ってるのは。
縁側の横柱。
丸太を1本、丸々使ったんですけどね。
最初木の皮がついたまま納品されてたんですよ、あの柱。
で、その木の皮を皆ではぎ取ったんです。
家族はもちろん、手伝いに来た親戚や職人さん達で。
その中には、今はもう亡くなってしまったおじいちゃんおばあちゃん達もいたんですけどね。
あの柱を見るたび、皆でがんばったなぁって。
しみじみ思っちゃうんですよね。
で、家を建ててる間は毎日のように現場に通ってました。
何でかってゆーと。
ちょうど通学路で、そこから昔の家まで1kあったから。
もちろん現場には親父さまがいたし、帰るときは一緒に車に乗って帰るのが当たり前で。
だから仕事が終わるまで、そこにカバンをおいて友達の家に遊びに行ったり。
時々作り途中の家の中で遊んだり(結構面白よ。要塞みたいで)
仕事を手伝わされたりもしましたな。
客間の床板の一部は、私と兄で張りましたもん。
今にしてみれば結構楽しかったのかもしれませんね。
まぁ、そんなこんなで。
着工してから1年位かけて今の家が完成したわけなんですが。
やっぱり「みんなのいえ」って感じですね。
たぶん家を建てていたあの時間は一生忘れることはないと思います。
うん。
そうそう。
家を建てるときに「上棟式」ってのがあるんだけど。
地域によって違うんだけど。
だいたいはお餅とかお金を、組み立てられた柱の上から投げるんですね。
これがまたバトルチックで面白いんだわ。
で、最後に大きいお餅を投げるんだけど。
これをGETできた人は家を持って幸せになれる、みたいな言い伝えがあります。
けど最近はめったにやることがなくなったんだって。
私としては続けてもらいたい行事なんですけどね。
最近「上棟式」を見たのは2年位前かな?
仕事中、珍しくやると聞いたので。
飛び入り参加をさせてもらいました(知らない家の人でも参加はできるのだ)
で、お餅やお金と一緒に投げられたのは。
サッポロらーめん(袋状)
当たるとけっこう痛いよ。
ちなみに母親の実家の近所でやってた時は塩漬けの魚が舞いました。
それぞれ地方文化ってやつですかねぇ・・・